2000年 第二回多摩川リバーサイド・ウォーク

第四区 10月29日(日)京王線聖蹟桜ヶ丘駅から西武線西武立川駅まで約15km

府中四谷橋

なんと、目が覚めたら7時半でした。昨夜遅くまで電話したりHP更新をしたりしてたのがたたってしまいました。

スタート地点の聖蹟桜ヶ丘駅まではどうしても2時間以上はかかるので、すぐにも出発しないと間に合いません。あせってもしかたがないので、とにかく朝食をとります。予報どおり雨です。こんな雨の中を歩きたくはありません。いやだな、いやだなと思っても、止めるわけにはいかないんです。急いで支度して出発したのは8時半でした。

そして、乗り換え乗り換えで聖蹟桜ヶ丘駅に着いたのは11時になっていました。もうスタート受付も終わっています。なんとか追い付こうと急いで歩き始めると、難なく最後尾に追い付き、府中四谷橋で多摩川を渡ったときには10数人追い越してました。これで安心。

四谷本宿堰

中央自動車道

雨は止む気配はなく、ときどき強くなったりはしますが、第2区の時のように横から吹きつける雨ではなく、上から降るだけなので、案外楽です。

また、今回は水溜まりの中を漕ぎながら歩くようなことはほとんどなかったので、靴の中まで水が入ったりはしません。

根川貝殻板橋

昨年とは逆コースなので、あれっ?こんなとこあったっけ?という場面も多々あるのですが、この貝殻橋は印象的でよく覚えています。できれば、じっくりと観察したいユニークな橋です。一見古そうに見えるのですが案外新しいのです。この先の坂は貝塚になっていて江戸時代から貝殻坂と呼ばれていたとのこと。それでこの橋は貝殻橋と名づけられたと、欄干の脇の解説に書いてありました。こういうのをメモするのにもデジカメは便利ですね。

日野橋(甲州街道)

このあたりまで来ると、土手から川の流れまでの距離がぐっと開いて、かなり上流まで来たんだなと実感が湧いてきます。

多摩モノレール

あれれっ?なんだあれは?

空中を音も無くススーッと流れている箱は多摩モノレールでした。昨年はまったく気付かなかったなぁ!たまたま、昨年は車両の通過に出会わず、レールだけしか見てなかったのでしょう。

JR中央本線

今回は雨の為、デジカメしかもってきませんでした。

多摩大橋

この多摩大橋を越えて、くじら運動公園で、多摩川とはお別れです。えっ「くじら」?と大きな看板に疑問符が湧きますが、なんとこのあたりでクジラの化石が発掘されたのです。海の底だったんですね。

ここから町の中を歩くのですが、これが大変。だって、道がたくさんあるので、なんども迷ってしまいます。

とうとう、肝心なところで、標識を見落としてしまい、右折すべきところを直進して、気付いたときには昭島駅前に着いてしまっていました。電車で行く訳にはいかないので、泣く泣く引き返しました。実は迷い仲間と話しに夢中になってしまって、また迷ったというオチなんです。

C-5が着陸して来ました。横田基地がすぐそこです。

なんとか、ゴールです。

11時にスタートして14時40分ゴール。本来は15kmのところを17km歩いたのだから、かなりのハイペースでありました。この頃には雨はほとんど上がっていました。疲れたなぁ。なにしろここから帰宅するのにまた2時間半かかります。

今年の「多摩川リバーサイド・ウォーク」は天候に恵まれませんでした。昨年はずっと晴天つづきだったのに、どういうわけか、曇天と雨で、あんまり気分も乗りませんでした。撮った写真もどんよりとしていて、なんだかこれでは、みなさんにお勧めできそうもありませんね。

でも、やっぱり歩くのは楽しいですよ。僕の場合は左足に障害があるので、実はこれだけ歩くのはものすごく辛いんです。歩き続けているときはなんとかなるのですが、一度休憩してしまうと、立ち上がることさえもできないくらい痛むこともあります。特に翌日はほとんど歩けない。仕事に行くため駅まで歩くのがいつもの倍ぐらいかかります。それでも、ウォーキングは楽しいんです。

さて、来年はどうなるかな?