2000年 第二回多摩川リバーサイド・ウォーク

第三区 9月24日(日)小田急線和泉多摩川駅から京王線聖蹟桜ヶ丘駅まで約13km

小田急線和泉多摩川駅前スタート地点

今年の夏は暑過ぎた。そのせいで昼休みはウォーキングをしないで涼しいレストランにばかり入っていた。通勤以外ではほとんど歩かない生活をしていたので今日のウォーキングはかなり辛い。

実はいよいよ一週間前となった月曜日から、また昼休みのサッカー場周回ウォーキングを再開してはいたのだが、まだまだ本調子ではなく、かえって足が痛くなってしまったのだった。

さて当日。朝はいつものように早起きしたのだったが、慌てていたのか駅に向かう途中で引き返すこと二度に渡るという不始末ぶり。なんともなさけない。一度目は、マンションを出て通りを渡ってから、お金を忘れたことに気付いたものだった。財布は持ったのだが、中身はからっぽだったのだ。これなどまだかわいいもので、駅まで半分も歩いてから、今日の参加証スタンプカードを置き忘れたことに気付いたのだ。昨夜寝る前にカメラ2台と一緒に並べて置いたのにカメラだけデイパックに詰めて、肝腎のものをわすれるとは、まったく迂闊である。

デジカメに飽きてしまったと言うほど使い込んだわけでは無いのだが、このところ銀鉛カメラに興味が戻ってしまった。ひょっとした出会いで中古カメラ店で見掛けた30年程前の、今で言うコンパクトカメラ、そのころはEEカメラと言っていたものを買い込み毎日鞄に入れて持ち歩き撮りまくった。にわかカメラ小僧というわけだ。ちなみに、EEとはElectric Eyeの略で自動露出のこと。ピントは手動である。

ところが、プログラム露出方式のみというのではこちらの思いとは関係なく勝手に絞りとシャッター速度が決まってしまう。晴天の中、流れ落ちる水が水滴としか写らない。せめて絞り優先のAEが欲しくなる。たまたま動かなくなっていた一眼レフをひっぱり出してあちこち磨いてみたら、突然息を吹き返したのだった。そこで今回のリバーサイドウォークにはデジカメとこの一眼レフも携行することにしたのだ。

さて、カメラ小僧は瞬時もカメラを離さぬものだから、駅に向かう途中でもう一本撮り切ってしまった。駅前のコンビニでフィルムを購入。ホームで電車を待つ間に交換した。

そんなこんなでスタート地点に着いたのは10:15、すぐエントリーして出発。

多摩水道橋

狛江の五本松

雨になるかなと思ったけど、大丈夫だった。

デジカメでも撮らないと困るなと思い数枚撮ったら、今度は電池が無くなった。幸い予備電池を用意してたのでトラブルにはいたらなかった。デジカメに関してはアルカリ電池さえ準備しておけば全く問題ない。

最初は調子が良いように思えたが、シャッターが降りないという現状が出てきて、そのうちチャッターを切ったらファインダーが真っ暗になったままになったしまった。なんだこりゃと思い再度シャッターボタンを押したらもとに戻った。ファインダーが暗いままというのはミラーが上がったままの状態が続いていた訳だが問題はその間シャッターが空きっぱなしだったのかどうかである。これは後に現像したフィルムを確認して解ったのだが、シャッターは正常に動いていたのだった。

二ケ領用水上河原堰

京王相模原線

多摩川原橋

その後も動作の不安定な状態は続き、とうとう動かなくなってしまった。しかし、この時点ではまだ致命的な故障ではなく、電池の消耗か接触不良程度にしか考えてはいなかったのだ。 幸いデジカメの方はまだまだ空き容量にも余裕があり、ここに紹介してるように最後まで撮影できた。

右側は多摩川原水道橋

稲城大橋

ようやく半分歩いた!

次々に現れる橋が楽しみ

是政橋

吊り橋は特にかっこいい

カメラのことばかりで肝腎のウォーキングのことを書く余裕が無くなってしまった。今回のコースは昨年の に歩いた区間の逆向きであった。さらに、実はこの「多摩川リバーサイドウォーク」の始まる前年にひとりで歩いたコースでもあった。なんと言っても今回はカメラにばかり気を取られ歩きが散漫であった。かえって疲れて足が痛くなった。ゴールは13時28分。3時間13分かかったことになる。

次回は10月29日。それまでしっかり練習しなくっちゃ!

JR南武線

大丸用水堰

上流の様相を呈してきた

関戸橋。向こうに見えるのが聖蹟桜ヶ丘の街

京王線聖蹟桜ヶ丘駅前ゴール地点