工作室 381 ボタン穴修正
![](381/05.jpg)
前回、急遽思いついて作った小型肩掛け鞄のボタン穴が、どうしても失敗作にしか思えなくて、作り直すことにしました。
製作
![](381/01.jpg)
縫い目が不揃いです。
![](381/02.jpg)
ボタンをはずすとさらにそれが目立ちます。
![](381/03.jpg)
ボタン穴かかがりの太い糸を外しました。ひと針ごとに縛っているので、糸を抜くのもかなり時間がかかりました。
![](381/04.jpg)
白いボールペンで縫い線を描きました。白い線の外側ぎりぎりに糸を通します。
完成
![](381/05.jpg)
かがり縫いをしました。前回は芯の糸を使いましたが、今回は使っていません。ゆっくりと丁寧に縫ったので、どうにか縫い目が一様になっているように見えます。
![](381/06.jpg)
ボタンをかけてもちゃんとしています。
![](381/futa_320.gif)
蓋を開け閉めしてみました。
おまけ:コマ撮り撮影用の治具の製作
コマ撮りをして、アニメーションGIFを作るときに、たとえば、蓋の生地が空中で留まっている画像が必要となります。そんなときに、写真には写らない影の部分で、蓋の生地を支えている治具が必要となります。
これまでも、いろいろな治具を使ってきましたが、今回、改めて二つの治具を作ってみることにしました。
![](381/07.jpg)
一つ目は、45度の角度を持たせるものです。材料をカットして、
![](381/08.jpg)
組み立てました。
![](381/09.jpg)
次は、30度の角度を持たせる物です。材料をカットして、
![](381/10.jpg)
組み立てました。
![](381/11.jpg)
こちらから見ると形がよくわかります。
![](381/12.jpg)
上の「蓋を開け閉めしてみました。」というアニメーションGIFのコマ撮り撮影の時に、これらを使っています。
まずは、蓋が開くときのこの写真、
![](381/13.jpg)
裏から見ると、このように治具を使って蓋を固定していました。
![](381/14.jpg)
次に、この写真では、
![](381/15.jpg)
このように、固定していました。
![](381/16.jpg)
もう一枚、この写真では、
![](381/17.jpg)
こうして、少しだけ浮かして固定していました。
![](381/futa_320.gif)
このようにして捕った写真を繋げると、このようなアニメーションGIFが出来ます。
2024年7月21日 記