工作室 152 Sanding Block Case

設計

Sandpaper Cutterが出来たので、このようにSandingBlockが揃いました。

Sandpaper、SandpaperCutter、そしてSandingBlockをばらばらに収納していると、いざというときに必要なものを探すのに不便を感じます。そこで今回はそれらを一括収納できる箱を作る事にしました。

できるだけ小さくしようとあれこれ考えてみたら、このような形にすると一番小さくなるというが判りました。うまく工夫すると、箱の蓋としてSandpaperCutterをそのまま使えそうです。

いつものようにSketchUpで設計しました。灰色の部分が既存のSandpaperCutterです。左の画像をクリックするとダウンロードできます。

分解図も描いてみました。

製作

よくみると、SandpaperCutterの幅がありすぎます。これはそもそも端材をそのまま使ったせいなのですが、ここにきて、両側を10mmずつカットしました。

他のパーツを切り出しました。SandingBlockとSandpaperの仕切り板の為に3mmの溝を掘ってあります。

側板を組み立てました。

さらに底板と上板にあたるSandpaperを貼り付けました。

底板は3mmの合板を使っています。

このままでは中を使うことができませんので、上下ふたつに分断します。

内部の仕切り板を取り付けました。

後部に蝶番を取り付けます。鉛筆で位置を決めて・・・、

ビスで固定しました。

こんな風に開きます。

でも、なんだか変ですね。そうです、蓋をロックする機構が足りません。

あれこれ考えた末に、こんな形のものを作りました。

このように取り付けます。

普通に横置きの場合はロックの必要性はあまりありませんが、立てて保管する場合には、このようにしっかりロックできます。

完成

レモンオイルで塗装しました。このように収納できます。

蓋を閉めると自動的にロックがかかる様子をご覧ください。

2017年6月4日 記

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