工作室 212 クラスター式輪ゴム銃
新型コロナが出るというので、懐かしい気持ちになりました。学生時代、友人達4人と東北旅行をしたときに乗ったのがトヨペット・コロナだったのです。当時はまだ自動二輪の運転免許しかなくて、乗用車を運転することはできなかったのですが、友人二人が交代で運転してくれました。
どうやら新型コロナ発売というのは、早とちりで、武漢からやってきた新型コロナウイルスというものらしく、これがクラスターを構成するというのです。病院の待合室でTVのワイドショーで観ました。病院に行くとTV番組を観られるというメリットもありますね。
クラスターというと、セクターをまとめてクラスター単位で読み書きするHDDを思い浮かべますが、もうひとつ、クラスター弾というのがありますね。
そこで、今回はクラスター弾を発射する。輪ゴム銃を作りました。カートリッジ式のクラスターを簡単に交換できるものです。
なんとか昨日の66歳の誕生日に間に合わせようとおもったのですが、残念ながら間に合いませんでした。まあ、それでどうということも無いのですけどね。
設計はオリジナルではなく、YouTubeで見つけたこの動画に基づいています。
型紙はここから入手できました。左画像をクリックしてください。別タブで開きます。
この動画では銃身に水道管などで使うPCBパイプを使っていますが、いざ買うとなると長いものしか無くて無駄が多いのです。そこで自分用には木製の四角い筒にしました。
他のパーツは型紙どおりに切り出しました。
カートリッジは二つだけで十分です。輪ゴムをひっかけるパーツの形状はちょっと変更してあります。
カートリッジが完成しました。
銃身の組み立てです。
内部の動きのあるパーツは回転の就寝となる穴の位置をさぐりさぐりしながら調整しました。
ようやく位置が決まりました。
これを観ると回転軸の位置が型紙とかなり違うことがわかります。
握り部分の組み立てをします。このままでは角張っていて手が痛くなりますから・・・、
削って丸みを付けました。
仮組をして動作チェックをしたところ、不具合が見つかりまして、再度調整し直すことになりました。
ようやく位置が決まり回転軸のパーツを接着剤で固定しました。
他のパーツも取付けて・・・、
カバーをします。
型紙を剥がしました。最後まで剥がさずにいたのは、ビス留めする位置を決めるためです。
3ミリの皿ネジで留めることにしました。長さは8ミリです。
カバーを固定しました。
完成
これで木地完成です。というか、今回や塗装をしないので、これで完成となります。
輪ゴムカートリッジの交換方法
カートリッジに輪ゴムを装填します。
実際には銃を持ったまま行うのですが、ここでは横置きにしています。
銃身のロックレバーを開きます。
ロックが外れて銃身が前に倒れます。
溝に合わせてカートリッジを差し込みます。
銃身を戻します。
ロックレバーを引いて銃身をロックします。これで発射準備完了です。
試射
試射の様子です。輪ゴムが飛び出すところは見えません。
2020年4月19日 記