工作室 348 フィルムポーチ
前回のおむすびポーチは入り口が狭くて、ほとんど何も入れられないという欠点がありました。作ってから気づくなんて・・・。
そこで今回は少し大きめなポーチを作ってみました。野外での撮影中にかばんの中からフィルムを探すのにあたふたすることってよくありますよね。かばんの中でフィルムがばらばらにならないようにまとめて収納するポーチです。
設計
型紙を描きました。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。2ページです。
製作
表布は前回と同じ物です。
内布も同じです。
蓋を作ります。表布と内布を中表に重ねて、接着芯の縁を目安に縫って、用文和部分をカットしました。
表に返して、アイロンで整えました。
長さ20mmのボタン穴を作ります。
ボタン穴をかがって、縁を縫い代2mmほどでステッチがけをしました。。
表布と中表に重ねて、中央を合わせて、縫い代5mmで仮縫いします。
できました。
その上に、内布を中表にかさねて、
上端を縫い代10mmで縫います。
同様にして、もう片方も縫います。こちらは全面になる方で、蓋はありません。
できた二組を中表に重ねて、縫い代10mmでまわりとぐるっと一周縫います。内布の底に返し口をつくりますから、、写真の青い矢印部分は縫いません。
縫いました。
縫い代を開きます。
マチを作ります。
まずは、このように四隅を整えておいて、
表布と内布の角を重ね、マチが50mmになるように縫い線を描き込みます。
余分な部分をカットします。
返し口から表に返して、
返し口をいつものようにコの字まつり縫いで綴じました。
内布をなかに押し込んで、アイロンで整えました。
口の周りを縫い代2mmほどで一周縫いました。
さらに、口の四隅の角がしっかり立つように、20mmほどこのように縫いました。
ボタンを付けました。
完成
これで完成です。
135フィルムを数個いれてみましたが、なぜか電波時計まで出て来ました。
2023年8月20日 記