工作室 235 立体マスクケース

マスク生活もずいぶんと長くなりました。春に始まってもう秋です。秋と言えば読書の秋。文庫本に先日作ったカバーを掛けて近所の公園に持って行き小一時間ほど読書するというのは、夏の間にはできない事でした。そんなときには、周りに誰もいないのでマスクを外します。

ところが、このマスクをそのままベンチに置くというもの風情のない事に思われ、何かいい方法は無いものかと探したら、こんな動画を見つけました。

立体マスクケースの作り方(マスクポーチの作り方)ファスナーなし

さっそく、これを手縫いで作ってみました。ミシン縫いとは若干手順が違います。

製作

材料は先日文庫本カバーを作った時の端材を使いました。裏地はいつもマスクの裏地に使っている生地です。

さらに内ポケットも作ります。

表地の裏には接着芯を貼りました。

ポケットの端を三つ折りにして……

縫いました。

これを裏地に仮縫いしておきます。

表地、裏地とも中表にして縫いますが、裏地のこの部分は返し口として空けておきます。

縫いました。

角を斜めにカットしました。

縫い代を開いてアイロンで折り曲げておきました。

裏地を反対に返し、これを表地の中に差し込みます。

差し込みました。

角を丸めるのですが、YouTube動画の用にフリーハンドで曲線を描く自信がないので、型紙を作ることにしました。自作のコンパスを使いました。

型紙ができました。

左の画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

これを布に当てて……

縫い線を描きました。

反対側も同様にします。

この線に沿って縫いました。

曲線の部分はごわごわしないようにライオンのたてがみ状にギザギザにカットしました。

裏地を引き出して返し口からひっくり返します。

枚買いながら、このひっくり返すというのがなんともたまらなく好きです。

返し口はコの字まつり縫いで綴じました。

裏地を中にいれるとほぼ完成です。

スナップボタンを取付けます。金属製のスナップボタンは丈夫なのはいいのですが、正確に取り付けるのが難しいです。

取付けました。

完成

これで完成です。

立体マスクが二枚入ります。

使ってみました。

2020年10月11日 記

工作室メニュー