工作室 387 片玉縁ポケット新
一度、間に合わせに片玉縁ポケットを作ってみたことがありましたが、あのときはかなり手順を省略したので、今回はきちんと作ってみようと思います。
製作
この生地を表布とします。
裏面には適当に接着芯の端材を貼りました。
これに幅12mm、長さ120mmのポケット穴を作ろうと、縫い線を描きました。
ポケットの生地も端材を使うので、二つに分けました。
大きい方を中表に表布と重ねて、
しつけ縫いをしました。
表布の接着芯側から、
縫い線に沿って細かく縫いました。
間の線に沿って鋏で切り込みを入れて、
ここから、ポケット布を押し込みます。
アイロンで整えると、このようにぴったりと四角い穴が出来ました。
このポケット布を、
まずは、このように折りたたんで、
さらに、穴の上の縁にそって折り返します。折り返し幅は大きすぎず小さすぎず、充分に注意します。
横から見ると、このようになります。
アイロンで整えてから、穴の周りをしつけ縫いしました。
表側から、穴の周り縫い代1mm程度でステッチ縫いをしました。わかりやすいように黒い糸を使っています。
今度はポケットの袋を作ります。
小さい方のポケット布を重ねて、
ぐるっとひとまわり縫いました。底の角は丸めました。
余分な部分をカットして、
完成
完成です。穴がしっかりと上部に出来ました。
ファスナーが無いので、ちょっと気を抜くと中の物がどんどん飛び出てくるのが欠点です。
2024年9月8日 記