工作室 356 雑誌買物袋4
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先日作った雑誌皆目袋3を持って、二度隣町の書店にでかけ漢字パズル雑誌を買ってきました。ところが、想定していた使い勝手が完全に覆される現象が起きてしまったのです。
持ち手の取付け位置に問題がありました。両端に持ち手があるために、両端を引き上げることになり、真ん中がたわんで前に出てしまうのです。これでは恥ずかしくて顔を上げて歩けないくらいでした。
今回は、この現象を解消すべく、作り直しました。
設計
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型紙を描きました。
蓋は、雑誌買物袋2のものをそのまま流用しました。縁のほつれ防止策に関しては、初めての取り組みとして、バイアステープを使っています。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。2ページです。
製作
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まずは、持ち手を作ります。薄手の生地を使って、80mm幅を四つ折りにして、20mm幅にします。アイロンで整えて、
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縁を縫いました。この段階では長さが480mmもあります。
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ダイソーで18mm幅のバイアステープを買って来ました。これを半分に折って使います。
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雑誌買物袋2を分解して出て来た蓋をそのまま使います。
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まず、ほつれ帽子の為にバイアステープを縫付けます。
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準備している段階ではまさかこんな目に遭うとは思いませんでした。、
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このバイアステープは、なんとも針が通りにくい生地で、ひと針ひと針指ぬきの力を借りて、かなり奮闘して縫付けました。こんなことでは先が思いやられます。
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次に、本体の上面、口に該当する部分にもバイアステープを縫付けます。
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少し慣れてきましたが、かなりきつかったです。手縫いの限界を感じました。こんな苦労するなら、内布を使った方が楽でした。
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裏側にあたる部分に蓋を縫付けます。
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二カ所を縫いました。
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裏から見ると、こうなっています。
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持ち手を220mmにカットしました。
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これを後側に縫付けるのですが、位置を固定する為にしつけ縫いをしました。持ち手の間隔は60mmにしました。
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縫付けてから、しつけ糸を抜きました。
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本体を縫います。生地を中表に重ねて、
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縫いました。マチの部分は角をカットしておきました。
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20mmのマチを作ります。
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縫ってから、余分な部分をカットしました。
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表に返すと、口の周りがバイアステープでしっかりと縁取られています。
完成
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ボタンを縫付けて、完成です。
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後側はこうなっています。
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雑誌を入れても、このようにしっかりと形が保たれています。
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次回は、26日発売の漢字パズル雑誌を買いに行きます。天気予報は腫れなので、散歩がてら出かけてきます。
2023年10月23日 記