工作室 310 給水袋
立秋が過ぎて、暦の上では秋と言うことになっていますが、まだまだ暑い日が続きます。先日はひまわり畑を探して二日間炎天下の元を歩き回りました。そんなときに必要な物は水分です。数年前、なんだか今日はのどが渇かないなと思っていたら倒れてしまったことがありました。のどが渇いてからでは遅いのです。
そこで、水の入ったペットボトルを持ち歩く吊下げ式の袋を作ることにしました。かばん等に引っかける方式です。
設計
出し入れは巾着方式にしています。
左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。
製作
表地をカットしました。裏地無しです。
底は円形にします。Dカン用のタグ生地も切り出しました。
巾着部は生地を変えました。
吊下げ紐を作ります。
40mm幅の生地を四つ折りにして、10mm幅にします。
これを縫って、
ナスカンを取付けます。
出来ました。
次にDカンの取付けタグを作ります。
出来ました。
巾着部を作りました。紐の入り口は折りたたんで接着剤で固定しました。
これを本体に取付けますが、間にDカンタグを縫い込みます。わかりやすいように、上に載せていますが、
実際には間に挟みます。
内側にはみ出した縫い代が邪魔になるので、接着芯で平らにしました。
次に、脇を縫い代10mmで縫います。
出来ました。
底は円形なので、ちょっと面倒です。
なんとか縫いました。
表に返すと、こんな感じに出来ました。
全体的な形が出来てきました。
次に、巾着紐を通して、コードストッパーを取付けます。紐は一本方式なので、ストッパーが無いとすぐにゆるんでしまうのです。
出来ました。
ペットボトルを入れてみます。問題なく入りました。
完成
吊り駄下紐を取付けて、完成です。
こんな風に出し入れします。
2022年8月14日 記