工作室 231 ウォークマンケース
先日作ったスマホケースはウォークマンには大きすぎました。これを首からかけて用品店で買い物をしたときに、傍目にはスマホが入っていると思われたのでしょう。スマホ会員への勧誘を受けてうれしくなりました。でも入っているのはウォークマンなので、丁重にお断りしましたけどね。
今回は、これをダウンサイジングして、ウォークマンケースを作ります。
設計
できあがり寸法は、幅が80mm、長さが120mmとします。
縫い代を10mmとし、蓋の長さを60mmとすると、幅100mmで長さが320mmの生地が必要となります。返し口をなんとか50mm確保しています。
製作
表地は前回のスマホケースと同じデニム地を使いますが、裏地は無地のものに替えます。
前回のスマホケースは期待したほど強くなくて、ふにゃふにゃでしたから、今回は表地、裏地ともに接着芯を貼って強くします。と言ってもダイソーの接着芯ですから、それほど強いものではありません。
接着芯を貼りました。
Dリングの取付け布は前回と同じく、50mmX60mmを二枚です。
これを四つ折りにしてDリングの幅15mmに合わせて縫いました。
さらに、Dリングを挟み込んで縫いました。
表地と裏地を中表にして縫い合わせます。
表地を折りたたみ、Dリングパーツを袋の入り口部分に置きます。
裏地を折りたたんで・・・、
縫い線を熱で消えるフリクション・ボールペンで書いておきます。
待ち針などでしっかりと固定しておいて、縫います。
縫いました。Dリングパーツは返し縫いをしてしっかりと縫付けました。
余分な部分をカットしました。曲線部分はライオン状にしました。
前回はひっくり返すときに中途半端に失敗しましたが、今回は注意しながらやったので、はじめからうまくできました。上達したと言うことかな。
返し口を内部に折りたたみ、アイロンで整形しました。
返し口をまつり縫いをして綴じました。なんだかどんどん上達しているように感じます。
マグネットボタンを取付けます。セリアではマグネットホックでした。
中心線を描いておいて・・・、
縫付けてから、アイロンを当てて線を消しました。フリクション・ボールペンはとても便利ですね。
ちなみに、前回まで、ボタンの取り付けはまったく自己流でした。サラリーマン時代からワイシャツのボタンをよく交換していたのですが、自己流でもなんとかなったのです。今回は、くまみき先生の手芸教室で勉強しました。
セリアで見つけた「おうちでプリントクロス」を使ってAvocadoMixのタグを作りました。ハガキサイズの布地に印刷して、アイロンで貼り付けるというものです。
というわけで、アイロンで貼り付けました。コーナーは剥がれやすいのでカットしておきました。剥がれてきたら縫付けるという手もあります。
完成
完成しました。
小降りでしっかりとした手応えがあります。やはり接着芯をつかって正解でした。
ウォークマンを入れてみます。
紐は前回作ったものを流用しました。
スマホケースと並べると大きさの違いがよくわかります。
今週のマスク
選手のマスクをさらに修正し、あごの先がとがっていたところを曲線にしました。これによりフィット感がよりよくなりました。参考にした元の映像はこちらです
2020年9月13日 記