工作室 230 ポケットティッシュケース
サラリーマン時代、駅を降りると無料でポケットティッシュがもらえました。もちろん宣伝用なのですが、これはなかなか役立ちました。あれからしばらく経ちまして行動範囲が変わってしまった為、ポケットティッシュをもらうことは全くなくなってしまい残念に思います。
市販のポケットティッシュ
市販のポケットティッシュがあります。これを入れるケースを作ってみます。
サイズを測ってみると、こうなりました。かちっとしたものではないので、どこを計るかによって多少変わりますが、まあこんなものでしょう。
これを元にしてケースの設計をします。縫い代を含めて140mmX220mmの生地を用意すればいいようです。
ちょうどいい端布が残っていたのでカットしました。
裏地は必要ありませんが、接着芯でぱりっとさせたいと思います。
寸法を間違えてしまいました。たまにこんなことがあります。今回は長くカットしたので、余分な部分を切り離すだけで済みました。
両側を10mmの三枚重ねにして縫いました。ここがケースの口になります。
ケースの口をそろえて、待ち針でしっかり固定します。端から3mmぐらいのところにチャコペンで線を引きます。
その線上を縫いました。
裏に返して、端から5mmのところに線を引きます。
そこを縫いました。これで袋縫いができました。
表に返して、アイロンで整えます。
市販のポケットティッシュを入れてみました。ぴったりです。
裏はこんな感じです。
宣伝用ポケットティッシュ
およそ半年ぶりに街にでてみたら、これをもらえました。おそらくこのおじいさんは携帯電話を持っていないだろうと思われたのでしょう。正解でした。
市販のものと比べると、かなり薄く感じます。
それにしても、ポケットティッシュケースを作ったとたんに、こんな事が起こるとは面白い偶然です。
生地のサイズを210mmX140mmとして、接着芯は縫い代を除いて貼りました。
実はこの前に210mmX135mmで作ってみたところ、きつくて実用に耐えなかったので作り直したのです。これは三作目になります。
ケースの口になる部分は前回同様に、10mmの三枚重ねにして縫いました。
口の合わせ目となる中央に印を付けておきます。
そこに両端が少し重なるように合わせて待ち針で固定し、端から5mmのところに線を引きました。
今回は袋縫いではなく、この段階でほつれ止めをしながら縫いました。
御mてに返してます。
アイロンで整えました。フリクション・ボールペンで書いたガイドラインもきれいに消えています。
宣伝用ポケットティッシュを入れてみました。ぴったりです。
今週のマスク
ちょっと見には先週のものと同じに見えますが、表地と裏地を分けて肌触りを改善しました。カットも少し変え、その影響でゴムの取付け部にあった返し口を顎のところに移動しました。この方が返しやすかったです。まだちょっと違和感がありますから、もう少し改良しようと思います。
2020年9月6日 記