工作室 321 マスクケース2
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もうすっかり外出時のマスク着用は習慣が着きました。出かけるときに着用すれば、帰宅までははずすことは滅多にありません。内科や眼科でもそのままです。
ところが、このたび歯医者に通院を始めました。さすがにマスク着用のままでは治療ができませんから診察室内でははずします。以前作った立体マスクケースは使い方がめんどうなので、もっと簡単な物を作ることにしました。
設計
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型紙を描きました。
まず、蓋はありません。開口部にはマチが付いているので、立体マスクの厚みにも対応出来ます。
左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。
製作
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おなじみの生地を使います。表布を二枚、内布を二枚、そして接着芯を二枚カットしました。
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表布の裏に厚手の接着芯を貼りました。その上に縫い線などの線を描き入れました。フリクションペンで描いたのでアイロンの熱で消えます。
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表布を中表に重ねて縫い合わせ、カットしました。
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さらに表に返す為に余分な部分をカットしました。
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表に返しました。
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内布も同様にして、その中に表布を中表に差し込みます。
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口の周りをぐるっと縫いました。写真の矢印部分は返し口として空けています。
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返し口から表に返します。
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返し口が空いてます。
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ここをいつものようにコの字まつり縫いで綴じます。
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ぴたりと綴じました。
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内布を中に押し込みました。
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入り口にマチを作ります。まずは爪アイロンで形を作っておいて、
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アイロンで整えました。
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このように、じゃばら構造になりましたから、収納時は薄くなります。
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口はこのように開きます。
完成
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これで完成です。設計はあれこれ考えて時間がかかりましたが、製作はとても簡単でした。
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マスクの出し入れは簡単です。
2022年12月11日 記