工作室 121 吊り棚

工作道具や材料などの収納用にパイプラックを使っているのですが、その脇の部分を有効活用しようと、そこに吊り下げる棚を作ってみました。

いつものようにSketchUpで設計しました。

左の画像をクリックするとダウンロードできます。

各パーツをばらばらにした分解図です。

特に釣り下げパーツはこのような形にしたいので拡大してみました。

まずは材料をおおざっぱに切り出しました。

さらに細かな切り込みを入れます。

接着剤で組み立てたところで、力のかかる部分には補強の竹ひごを埋め込むことにしました。それほど重い物は無いのでこれで十分です。

竹ひごを大きめに切って埋め込み、接着剤が乾いたらはみ出した部分をカットします。

一番力がかかるのはこの吊り下げパーツですが、ここにも竹ひごを埋め込みます。3mmの孔を空けて・・・、

竹ひごを埋め込んで接着剤で固定し、乾いたらはみ出した部分をカットします。

今回はこんな色に塗装しました。遠目で観るとなんだか上手く出来たように見えますが、かなりまだらです。

裏板は、設計時点では薄い合板を使おうと思っていたのですが、これは案外高価なんです。そこで100円ショップで見つけた0.7mmの青いプラスティックの板を使いました。長さが570mmしかなくて30mmほど寸足らずですが、実用上は問題ありません。

裏側は塗装をしていないのであまり見られたものではありません。裏板は極小の釘で固定しています。

パイプラックの脇に取り付けてみました。こんな風にぴったりと収まりました。まあ設計通りということですね。

とりあえず撮影用に適当に収納してみました。

パイプラックは他にも二つありますので、また作ってみることにします。

2016年3月19日 記

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