工作室 19 USBターンテーブル

太陽光発電ターンテーブル

何かを回転させながらの撮影に使えるのではないかなと思い、つい出来心で500円で買ってしまったこれ。

確かに太陽光では動いたものの、蛍光灯など室内ではまったく動きませんでした。がっかり。

なんとか他の電源で動かそうと思い分解して試してみたら、乾電池の1.5Vではぴくりともせず、いっそのことUSBの5Vではと思ったら、動きました。それならばUSBターンテーブルにしてしまおうと思い立った訳です。

製作

底蓋を開けてみたら、モーターとギアが一体となったユニットがありました。これをはずし、太陽光パネルとのリード線を切断します。

適当なところにUSBケーブルを通す孔をあけます。直径はUSBケーブルの太さ3mmです。

古いUSBマウスのケーブルを使う事にしました。マウス本体は動かなくなったので廃棄しましたが、USBケーブルは何かの役に立つのではないかと保管していたのでした。

使うのは5Vの電源だけですから、4本のリード線のうち不要な2本はカットしてしまいます。実際はテスターで測っています。

モーター・ユニットのリード線とUSBケーブルをはんだ付けします。ショートしないように熱収縮チューブで絶縁しておきます。

底蓋を閉めて、透明のテーブルを取り付けると完成です。

試運転

試しに、ロボットと宇宙船を載せてみました。1960年代の絵物語の世界です。

おまけ:排煙機に電源スイッチ

2年半前にはんだ付け用排煙機を作ったとき、たまたまスイッチの手持ちが無くて、クリップと玉子ラグで間に合わせていましたが、何かと不便なので電源スイッチを付けました。

小さなスライド・スイッチ(30円ぐらい)を取り付けて、配線します。

正面から見ると、いい具合に見えます。

若い頃は眼鏡をかけたままはんだ付け作業をしていましたが、老眼になってからは眼鏡を外しています。そうするとはんだのフラックスが蒸発するときに目に入るようになりました。ほとんどは水分だと思うのですが、活性化ロジンというものが無害なのか有害なのか不明なので、この排煙機で煙を吸い取ってくれると安心して作業ができます。

2013年9月4日 記

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