工作室 60 輪ゴム銃１
先日作った拳銃型非接触電圧検知器で拳銃もどきを作ったせいか、もうすこしちゃんとした銃を作ってみたくなりました。先日、3Dプリンタで拳銃を作って逮捕されたという事件がありましたから、3Dプリンタは使わないことにします。YouTubeで探してみたらこんなものを見つけました。
三連発ですからそれほど複雑では無いので入門用にはちょうどいいみたいです。
どうやらたいていの人は子供の頃に輪ゴム銃を作ったことがあるらしいのですが、僕にはそんな経験がありません。子供の頃に作るそれは割り箸を使うものらしいのですが、その割り箸が無かった事も一因でしょう。そんな訳で今回は輪ゴム銃の製作です。
型紙はここにありますので、これをダウンロードしました。
このPDFファイルを全部印刷すると9ページになりますが、ほとんどが組み立て説明ですから、型紙部分の7ページと8ページだけを印刷しました。
指定された4mm厚の合板が無かったので、3mm厚のものを使いました。3x450x300mmで282円（税込304円）でした。型紙を貼り付けて糸鋸で切り出しましたが、糸鋸の目が粗すぎて切断面がぼろぼろ状態です。それでもやすりをかけるので問題はありません。
木工用ボンドで接着して組み立てます。もちろん接着する前に型紙は剥がしておきます。
可動部を輪ゴムでつなぎます。これに寄って引き金が自動的に元に戻るわけです。
最後の一枚は木ねじで固定します。これは内部の輪ゴム交換の時に分解しやすくする為です。
一応これで完成なのですが、型紙のままではちょっと握り部分が太すぎるので、握りやすいようにこのように細くすることにしました。
平やすりと丸やすりで角を落として手になじむようにします。これで完成です。
試射
このように木片を倒すくらいの勢いはあります。もちろん生き物に向けて使ってはいけませんね。
実際に使ってみると三連発では物足りなく感じます。次回はもっとたくさん打てる物を作ろうと思います。
2014年11月2日 記