工作室 425 ワイドFMはこらじ改

前回作ったワイドFMはこらじを別のコンパクトな箱に入れてみました。オリジナルと比較すると、多少工数はかかっています。

設計

市販の紙箱に、少しの木材を使って組み込みます。

左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。A4用紙で1ページです。

制作

100円ショップのダイソーに寄ったら、こんな紙製の箱を見つけました。16cm X 11cm x 6cmで、蓋は磁石で固定されます。きれいな木目です。

中身もきれいです。これを使います。

前回のオリジナルのものを分解して、パーツを取りだしました。

基盤をよく見ると、矢印のところに、直径3.0mmの穴が空いています。3.0mmというサイズは電子工作でよく使うビスのサイズです。

ちなみに、ダイソーで3.0mmのビスを探したら、3.1mmの物しか売っていませんでした。0.1mm違うと入りません。

これを利用して基盤を固定します。裏側から見るとこうなります。

表から見ると、こうです。

電池ボックスも木製の台座を使って取付けます。

ビスで二カ所を固定しました。

箱の表面に、スピーカーの穴、電源スイッチの穴、可変抵抗器の穴をそれぞれ空けました。

さらに、この部分にFMアンテナを引き出すための穴も空けました。

電池ボックスの台座を接着剤で貼り付けました。

先に、アンテナ線を通しておいて、

そのアンテナ線を基盤に取付け、台座の木材を接着剤で貼り付けました。

電源スイッチと二つの可変抵抗器を取付けました。

スピーカーは適当なサランネットを準備できなかったので、直出しで貼り付けました。

配線をします。なにしろ半田付けをせずに、ソケットにさしこむだけですから、ほんとうに簡単です。

極性などミスが無いように、再度確認します。

完成

これで完成です。

大抵はこのように縦置きにして使います。

チューニングするには、このように斜めにした方が使いやすいようです。

電池交換は、蓋を開けば簡単にできます。

ヒンジ部分も紙なので、耐久性はどれぐらいなのだろう?

壊れる前に、また作り直すことにします。

2025年12月21日 記

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