工作室 111 Pentominoes
いつものようにYouTubeサーフィンをしていたら、こんな面白そうな物をみつけました。
12個のパーツでいろいろな組み合わせを楽しむというもののようです。さらにいろいろと調べてみると、平面だけでなく立体的な組み合わせも楽しめるようで、さっそく作ってみることにしました。
設計
いつものようにSketchUpで設計しました。分解図をいくつかに分けてあります。
左の画像をクリックするとダウンロードできます。Zip形式で二つのファイルを圧縮してありますので、解凍してご使用ください。
製作
材料はこのエゾ松の20mmX20mmの角材を使いました。
これが基本の一単位となるブロックです。正確に立方体に切り出すのは案外難しいもので、なんども試作してやっと出来ました。これができれば後は簡単です。これは11個必要です。
2単位のブロックは6個です。
3単位のブロックは8個となります。
4単位ブロックは2個で、
5単位のブロックは1個だけです。
これらを組み合わせてこのような12個のパーツを作りました。各パーツはそれぞれ合わせて5単位のブロックの組み合わせになっています。全部合わせると60単位となるわけです。
このパーツはFタイプと言われています。
これはIタイプです。5単位ブロックそのままです。
これはLタイプです。
ちょっとわかりにくいですが、これはNタイプと言います。
孔は空いていませんが、これはPタイプです。
これはよくわかりますね。Tタイプです。
漢字の凹と呼んでもいいようなUタイプです。
Vタイプです。
Wタイプです。
Xタイプです。
カタカナのトのようなYタイプです。
Zタイプです。
これらのパーツの収納も兼ねて、このような枠箱を設計してみました。左右に少しあそびを設けてあります。
9mm厚の板を切り出しました。底板は二枚の板を貼り合わせます。
単純に接着するだけです。
接着剤が乾いたら、やすりがけをしてレモンオイル塗装をしました。
完成
枠にはめ込んでみました。これはほんの一例です。なんと、この6単位X10単位の長方形枠には2,339通りの解法があるとのこと!これだけでも十分楽しめます。
2015年12月20日 記