工作室 252 パスケース
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革製定期券入れ
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サラリーマン時代に買った定期券入れです。なんと20年間使っていました。
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革製ですが、透明なプラステック部分はもうぼろぼろになってしまいました。
今では定期券としては使っていませんが、眼科と内科への通院に電車に乗るときに使っています。さらに交通系電子マネーとして書店での支払いに使うことが主になっています。
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裏側には、NTTのテレホンカードが入っています。携帯電話を持っていないので、もしもの時には役に立つだろうと思ってのことですが、そもそも公衆電話が見あたりません。
設計
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こんなぼろぼろのパスケースを会計の時に見られるのはなんとも恥ずかしくなり、新調することにしました。
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製作
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余っていた端材を使うことにしました。
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裏面には接着新を貼りました。
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その接着心にカット線や縫い線を描き入れました。
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窓の部分を切り取り、コーナーの丸みの部分は細かく切れ目を入れました。
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ここは、糸で縫わずに布用の接着剤を使いました。
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両脇の折り込み部分も布用接着剤を使いました。
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中表にして、縫います。
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白い糸で縫いました。
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角をカットして……
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縫い代w開いてアイロンを掛けました。
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広く空いている窓から表に返しました。
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アイロンで整えました。
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写真ではわかりにくいのですが、窓の部分には透明プラステックを差し込みます。
以前は改札機に定期券を差し入れる為に、都度定期券入れから取り出す必要があったので、窓の中央には楕円状の穴が空いていましたが、今ではタッチ式になったので、頻繁に取り出す必要がなくなりましので、穴も必要ありません。
完成
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うまく入りました。これで完成です。
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パスモを入れてみました。設計どおり、ぴったりです。
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裏面はこうなっています。もはやテレホンカードも使うことも無いでしょう。
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新旧を並べてみました。20年間お疲れ様でした。
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チャージするときだけは引き出すことになります。
2021年2月7日 記