工作室 410 買物袋収納追加部品

近所のスーパーマーケットに買物に行くときに持って行く買物袋はこのケースに入れて持って行きます。

これは鞄紐をとりつけて、肩掛け鞄方式にしています。

しかし、他の用事で出かけた帰りに食料の買物をしようとすると、いつも持ち歩いて居るこの鞄のと一緒に二つの鞄を肩に掛けて持って行くことになります。案外これが面倒なのです。たとえば、歯医者に行った帰りにスーパーマーケットに寄るとか、郵便局に切手や葉書の買い出しに行った帰りにとか。

そこで、いつものこの鞄に、取り外しの出来る買物袋用の収納ケースを作ってみようと思い立ちました。

設計

ホック方式で簡単に取付け取り外しが出来るようにします。

買物袋だけならば、厚程度大きなケースにしないと肩掛け方式に出来ませんが、鞄の横にちょこんと取付けるだけなので、できるだけ小さなサイズにします。そのため、丸みのあるデザインにして、内布は付けないことにしました。

左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。A4用紙で2ページです。

製作

この生地を使います。

最初に蓋を作ります。

中表に二つの折って、

縫い線を描き入れ増した。

縫った後で、余分な部分をカットして、

ボタン穴を補強する為に、両面に接着芯を貼りました。

ボタン穴かがりをするときに、孔のカットした部分がほつれてしまうことがありますが、接着芯を貼って補強しておけば大丈夫です。

表に返して、アイロンで整えました。

鳩目にする為に4mmの孔を開けて線を引いておいて、

ボタン穴かがりの縫い線を描きました。

久しぶりのボタン穴かがりです。

いまいち出来が良くありません。

次に本体を作ります。内布無しなので、上部の口の周りがほつれないように、二つ折りにします。

ここで、蓋を挟み込みます。

さらに、蓋を上に折りたたんで、

まつり縫いしました。

蓋の取付け位置をさらに縫付けました。

次に底を作ります。

縫い線を描き入れて、

カットしました。

中表に重ねて縫います。

側面を合わせて、

縫いました。

底の角と、

上部の角をカットしました。

表に返して、

アイロンで整えました。

鞄に取付ける為のホック(メス)を三カ所に縫付けました。

最後にボタンを縫付けると、

完成

完成です。

鞄の報にもホック(オス)を縫付けました。

ぴたりと取付けることが出来ました。

これならば、持ち歩きもじゃまになりません。

全体像はこうなります。

簡単に取付け、取り外しができます。

2025年4月13日 記

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