工作室 109 木製ハンマー

これはここ20年ほど愛用しているプラスティック・ハンマーです。鉄の両端にプラスティックカバーが取り付けてあり、柔らかくなっているのです。釘の打ち込みからダボの打ち込みまで使っていますが、もう少し小型で軽い物が欲しくなっていました。

そこで、今回は小型の木槌を作る事にしました。

いつものようにSketchUpで設計しました。

左の画像をクリックするとダウンロードできます。

切り出し作業の為に分解図には寸法を入れてあります。

製作

これを元にして材料の切り出しをしました。実は最初の設計ではプラステック・ハンマーのように両端に左の写真で不要と書いた板を貼り付けるつもりでいたのですが、その必要が無かったので使わないことにしました。

絵の部分に鉛筆で曲線を描き入れます。

これを糸鋸盤でカットしました。

接着剤で組み立てます。

いつものように自作平行クランプでしっかりと圧着します。

接着剤が乾きました。

とても軽いので接着剤だけで十分なのですが、一応抜け防止の為に6mmのダボを打ち込みます。

少し長めなのでこんな風にはみ出します。

これをアサリの無い特殊なのこぎりでカットします。

完成

レモンオイルで塗装して完成です。

最後に打ち込んだダボがアクセントになって見栄えがします。

試し打ち

これぐらい軽いとダボの頭をつぶさずにきれいに打ち込むことができます。

2015年12月5日 記

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