工作室 216 大臣風マスク
YouTubeでマスクの作り方の動画をたくさん観ました。実際に自分でも作ってみて、動画にあるようなミシンがあるといいなと思い調べてみたら、どうやらマスク自作ブームのせいか売り切れて品不足のようです。そういえば、子供の頃母がジャノメの足踏み式ミシンを使っていました。自分もそれを使って学校に持って行く雑巾などを作った覚えがあります。あのミシン、どこに行ったのかなぁ。倉庫の奥に眠っているのかもしれません。母に訊いておけば良かった・・・。
それはそうと、YouTubeに載っているマスクの中に、大臣風マスクの作り方というのがありました。最初は「お大尽風」の間違いかなと思っていたら、他にも「大臣風」というタイトルがたくさん出て来たので、いったい大臣風というのはどういうことなのかと不思議に思っていました。そのうち西村大臣風と題しているものも出て来たので、その方が掛けていたマスクということらしいと納得しました。
作り方はいくつか種類がありますが、このYouTube動画を参考にして作ってみました。
さらに工夫してノーズワイヤも取付けてみました。
制作
これもいつ買ったのか忘れてしまった大判のハンカチが出て来ました。今回はこれを使ってみます。
360mm X 260mmにカットしました。
二つに折りたたみます。
一枚目(上側だけ)を両端25mm幅にカットしました。この写真ではほとんどわかりませんね。
さらに上端を縫い合わせました。
上下を45mmずつ折りたたみます。
上端・下端を5mmの縫い代で縫いました。
内側を展開して形を整えてみます。
ここで、ノーズワイヤを組み込むことにします。これが今回使うもので、100円ショップでデザインタイという名前で売っていました。幅が10mmで長さが120mm。真ん中に細い鉄のワイヤーが無いって居ます。
このままでは幅が広すぎるので両端をカットして幅を5mmにしました。
上端から8mmほどのところにチャコで線を引いて、ここを縫いました。
そこに端からノーズワイヤを差し込んで形を整えてみます。曲がっているのでずれることはありません。
前回の左右縫い合わせ方式の立体マスクよりも、こちらの方式の方がノーズワイヤの取り付けは簡単です。
両端の生地が重なって厚くなっている部分をカットします。
両端を折りたたんでまつり縫いをしてゴムひもを通す穴を作りました。
ひも通しは持っていないので事務用クリップを加工して自作しました。
これを使ってゴムひもを通しました。長さは260mmです。
結び目はうまく中に隠します。
完成
これで完成です。模様が左右非対称なのは材料の使い方によるので、もう少し工夫すればよかったですね。
さっそく掛けて出かけました。
自作マスクを掛けている人はたくさん見かけますが、どういうわけか、大臣風マスクにはまだお目にかかっていません。
2020年5月31日 記