工作室 312 がまぐちポシェット
以前から気になっていたのに、なかなか手が出なかったがまぐちに挑戦してみました。
マンガン乾電池を買いに行ったダイソーで、たまたま目にとまったがまぐちのくちがね。ついうっかり買ってしまいました。こうなると作るしかありません。
型紙と作り方説明書が付属していましたが、どうもよくわからないので、オリジナルで作ることにします。
設計
底にマチがないと使いづらいと思い、40mmのマチを作ることにしました。
左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。
製作
印刷した紙を切り出して、型紙を作りました。
厚手の接着芯を二つ折りにして、
フリクションペンで線を描き入れました。
接着芯が出来ました。
生地をカットしました。
表地の裏面に接着芯を貼りました。
これを中表に折りたたんで、側面を縫います。(水色の線)
内布も同様にします。
双方とも側面を縫いました。
曲線部は縫い代5mmでカットしました。底面のマチを作ります。
このように折って、
縫い代5mmで縫いました。
内布を表に返して、
表時と中表にして、内部に押し込んで、
曲線部を縫います。このとき、片側には75mmほどの返し口を空けました。
この返し口から、
表に返します。
返し口もあわせて、曲線部をぐるっと縫い代3mmで縫いました。
そこに付属の紙紐を布用接着剤で貼り付けます。乾くまで一晩放置します。
よく乾きました。
いよいよ、くちがねを取付けます。たっぷりと布用接着剤を内側に練り込んで、
取付けました。
さらに、口金の縁を締めるのですが、ラジオペンチや普通のペンチでは旨くできません。
このように口が開いているプライヤーが最適だと思います。もちろん、くちがね用の専用工具を買えばいいのですが、少数だけ作るのですから専用工具はもったいないです。
しかりと締め付けました。
完成
これで完成です。これも大姪に送ります。
くちがねもよく動きます。
2022年9月11日 記