工作室 54 携帯ジュールシーフ
お菓子の容器を改造
冬の間に買って置いたe-maのど飴。容器が気に入ったので取っておきました。
分解すると、こんな風に三つのパーツに別れます。これを使って何か作れないかなと考えていました。
ちょうど蓋の部分に丸い孔があり、ここにちょうど合うプッシュスイッチがあります。これと、使い古しではありますが故障はしていないLEDを組み合わせて、携帯できるLED照明を作ってみようと思い立ちました。
ところが、電池ケースは単四電池用のものが1個しか収容できません。それならば、単四電池の使い古しを使ってジュールシーフ方式でLEDを発光させてやることにしました。
プッシュスイッチを取り付ける直径13mmの孔を空けます。
こんな風にうまく入りました。
電池交換の為にケースを開けるときに、スイッチの配線がひっかかってしまわないようにこの部分を切り取ります。
LEDそのままでは照明としてはほとんど使えないので、光を拡散させる為にピンポン玉を半分に切ってかぶせてやることにします。また、LEDの取り付け用にPCBではなく、プラバンを円形に切って使います。
LEDを接着剤で取り付けました。
これをピンポン玉に取り付けて・・・
上に乗っけます。
ジュールシーフの回路は以前の物と同じです。今回はちょっとだけ小さくする為に抵抗器を立ててやりました。
裏面はこんな感じです。
スペーサーを使ってケースに取り付けることにしたので、その為の孔を空けます。
ジュールシーフ基板を取り付けて、リード線をワイヤーストリッパーで処理します。
配線をします。
別角度から見た実体配線。
ケースを組み立てて完成です。
点灯試験
うまく点灯しました。ポケットやカバンに入れておくと役に立つときがあるでしょう。
2014年8月17日 記