工作室 227 眼鏡ケース
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この春から長い間閉館されていた近所の地区センターの図書室がいくつか制限があるものの、ようやく利用できるようになりました。うれしいことです。
小学校の2年生から近眼の眼鏡をかけていますが、近頃は本を読むとか文字を書くなど細かなことをしようとすると、どうにも焦点が合わなくなり眼鏡を外した方がよくなりました。これも老眼と言うことなのでしょうか。図書室でも眼鏡を外しています。その眼鏡を机の上に出していると他の物の下になったりすることもあり、いつか間違って落としてしまうのではないかと不安がよぎることもあります。
眼鏡メーカーのケースをそのまま使うのもちょっとなぁ、と思っていたら、YouTube動画でこんなものを見つけました。これなら鞄に入れて持ち運びにも邪魔になりませんから、さっそく作ってみました。参考にしたのは、このYouTube動画です。
最初に作ったのは失敗でしたから、もうひとつ作りました。
製作
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材料を用意しました。
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地はデニム地です。暑いので接着芯は使いません。
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表裏地はインド綿を使いました。これはマスクの裏地にも使っている物です。
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口金のカバーには薄手の綿を使います。
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口金はセリアのものを使いました。
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開いてみたかんじから、完成幅を90mmに設定しました。あとでわかりましたが、やはり95mmにした方が良かったです。
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間にフェルトを挟むことを思いつきました。木工で箱の内部に貼る為に余っていたのです。
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口金のカバーを作ります。幅が90mmになるように調整しました。
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表地と中表に合わせます。手縫いのため、ガイドの線を描いています。
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裏地にはフェルトを重ねます。
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縫いました。
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縫い代のフェルトを切り取りました。
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表に返して、端を縫い押さえました。
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これらを中表に合わせて縫います。
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裏地側も縫いましたが、なんと返し口を空けるのを失念!
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糸を抜いて、返し口を作りました。
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角をカットして・・・、
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ひっくり返しました。この時点で、かなりごわごわしている事には気づいていたのですが。
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とりあえず、返し口をまつり縫いで綴じました。
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フェルト付き裏地を中に押し込んでみると。なんともごわごわでぼこぼこです。
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もうこうなるとやけになっているとしか思えない行動になってしまいます。口金を通して・・・、
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玄翁でピンを打ち込み固定しました。
完成
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失敗です。フェルトが余計でした。実用上は使えるのですが、恥ずかしいくらいにごわごわしています。
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そこで、口金がもうひとつ残っているので、思い切って作り直しました。フェルトを無くし、幅を95mmにしています。
さっそく地区センターの図書室で使いましたが、なかなかいい感じです。
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こんな風に口金を開けて使います。手を離すと閉まります。
今週のマスク
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型紙は前回とおなじものです。左の画像をクリックすると別タグでPDFが開きます。
厚紙で生地の切り出し用と縫い線用の二枚の型紙を作ると便利です。
2020年8月16日 記