工作室 61 輪ゴム銃2
前回作った輪ゴム銃はたった三連発だったけど、仲間内からは好評価だったので、気をよくして今度は他連発銃を作ってみることにしました。いろんな形式がありますが、YouTubeで見つけたこれに挑戦しました。
いきなり難易度が高くなってしまいますが、なんとか工夫してみました。
![](61/00.jpg)
型紙はここにあります。STANDARD VIEWからFULL VIEWに切り替えて、Webブラウザの機能で「画像のみを表示」にすると型紙を印刷できます。
![](61/01.jpg)
型紙そのものは、この一枚だけで済みます。同じ物を2個作る必要がある物もあります。
![](61/02.jpg)
この握りの部分が直線になっているので、これをいい具合の曲線に変更しました。
![](61/03.jpg)
材料の切り出しをしました。材料は手近なもので間に合わせたのでオリジナルで推奨されている物とはかなり違っています。
19mm厚木板 | → | 18mm厚木板 |
6mm厚プラステック | → | 9mm厚木板 |
6mm厚木板 | → | 3mm厚合板 |
![](61/04.jpg)
回転軸には金属でなく料理用の竹串を使いました。これだとカッターで簡単に切る事が出来ます。
それ以前に、その孔を垂直に空けるのが難しかったです。ボール盤があると助かるなぁと思います。
![](61/05.jpg)
引き金をもどすバネは、使えなくなった古いボールペンから外して、5mmほど短くして使いました。
![](61/06.jpg)
組立を行います。
![](61/07.jpg)
この部分は何度も調整をしてうまく回転するようにしました。この輪ゴムを装填して回転する部品の工作精度に難がありました。できれば再度作り直したいくらいですが、なんとか調整でごまかしてしまいました。
![](61/08.jpg)
握りの部分を固定する為に木ねじ(黄色矢印部分)を増やしました。オリジナルではアルミニュームの板でトリガーガードを作っていますので、握り部分の固定に充分な強度を与えているようです。
![](61/09.jpg)
そのトリガーガードは1.2mm厚の使い古しの半透明プラスティック板で作りました。
![](61/10.jpg)
トリガーガードを取り付けます。
![](61/11.jpg)
輪ゴムが飛び出す台座は、角材をかまぼこ形に切り出して作りました。
![](61/12.jpg)
これで完成です。
![](61/13.jpg)
![](61/kaiten160.gif)
試射
![](61/rubberBandGun320.gif)
輪ゴムを9本使って連射してみました。この調子ならば10連発以上も余裕でいけそうです。
2014年11月8日 記