工作室 210 木製南京錠

いつものようにYouTubeを観ていたら、DM Ideaさんが木製の南京錠と鍵を作っていました。

さっそくまねをしてみることにしました。

型紙をダウンロード

型紙はここからダウンロードしました。

手持ちの材料に合わせることにして、指定された材料とはほとんど別の物を使います。

製作

裏面には3mm厚の合板と表面には3mm厚の単板を用意しました。

両面テープを貼り付けて・・・、

二枚の板を圧着します。

型紙を貼り付けました。

大きい方の穴は4mmの丸棒を持っていないので6mmにしました。小さい方は同じです。

カットして、二枚の板を歯がします。

表面板の方に型紙を貼り付けて・・・、

鍵が入る穴を開けました。

型紙を剥がして紙ヤスリで調整します。

内部パーツは手持ちの4mm厚の合板を使用します。

カット作業は順番が大事です。どういう順番にカットするかをあらかじめ考えておきます。

一個できました。

アームもできました。

この右のパーツはオリジナルよりも下に延びた部分を5mmほど長くしています。オリジナルだと鍵が一回転していますが、これを避けるためです。

鍵の材料は9mm厚の単板を使いました。

これでパーツの切り出しがそろいました。

鍵を加工してみると問題発生!これでは使い込んでいる内に先端の突起が欠けるおそれがあります。

そこで、これもやはり4mm厚の合板を使うことにしました。

カットして、加工します。

ダミーの穴埋めをして調整しているうちに、穴の周りが欠けてしまいました。単板を使ったことと、穴の大きさがオリジナルの4mmから6mmに広げたことが原因です。

というわけで、これも3mm合板で作り直しました。

こんどはうまくできました。

いよいよ組み立て作業を開始。アームの観点軸を長めに取り付けました。

次に、鍵の観点軸の取り付けです。これは指定どおり爪楊枝を使いました。爪楊枝のサイズというのは、二本と同じなんでしょうかね。

内部パーツを取り付けます。

アームとスライドするロックパーツを取り付けてみます。ロックパーツの方は下に延びた部分の先端を少し斜めにカットして調整しました。

バネを仕込みます。指定されているのはボールペンのバネですが、三菱のJetstreamのバネを使いました。そのままでは長いので、少しずつカットして調整しました。

それでも、テストを重ねると、このよううにバネが外れそうになったので、ひと工夫してみます。

下に延びた部分の中程に2mmの穴を開け、そこに爪楊枝を適当な長さで埋め込みました。

これでバネがずれるのを防ぐことができました。

表面版を取り付けて・・・、

眺めにしておいた、アームの回転軸を表面に合わせてカットします。

組み立てが完了しました。

完成

紙ヤスリで磨いて、ワトコオイルのナチュラルで塗装をして完成です。

Wooden Padlock

使ってみました。

2019年12月21日 記

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