工作室 184 部品箱収納棚

工作で使う細かなパーツなどは、このような小物整理箱に入れて保管しています。

これがどんどん溜まってきて置き場所に困るくらいになりました。

そこで今回はこれらを一括収納する棚を作ることにしました。さらにキャスターを付けてテーブルの下に出し入れできるように工夫してみました。

設計

いつものようにSketchUpで設計しました。左の画像をクリックするとダウンロードできます。

全体の寸法はこうなっています。

棚の厚みは、上の二つが30mmで、その下は45mmにしています。最下段は予備なので少し余裕があります。

分解すると、こういう構成になります。棚板を一枚にすればいいのですが、節約のために二枚に分けて、さらに間に隙間を空けてあります。実用的には問題ありません。

50円で買ってきた12mm厚の合板の端材ををカットします。

二枚できました。

側板には棚板を取り付ける位置を鉛筆で墨付けしておきます。

釘を打つ位置にポインチを打ちましたが、これは無駄でした。

棚板は3mm合板にしました。長さは240mm、幅は基本的には設計図通りの50mmですが、寸足らずのものやカットするのが面倒なので幅広の物もあります。善部で24枚です。

まずは底板と天板を釘でしっかりと固定しました。

棚板を差し込んで固定していきます。当初は釘で固定するつもりでしたが、数枚取り組んだだけでやめました。やはり3mm厚の合板にぴったりと釘を打つのは難しすぎました。結局は接着剤に頼りました。それほど重い物はありませんから強度は充分です。

裏板もこのとおり寸足らずです。まあ、後ろにはみ出さなければいいので、これで充分です。

机のしたに隠しておく為に、キャスターを付けて簡単に引き出せるようにします。

ビスの位置を決めて、下穴をけて・・・、

ビスでしっかりと固定すれば組立て完了です。

完成

これで完成です。

このとおり机の下にぴたりと収まります。置くにもいくつか重なった箱が見えますが、これらもすべてキャスター付きの台車に乗っていて必要に応じて引き出して使っています。

使ってみました。

parts box shelf

2018年4月21日 記

工作室メニュー