工作室 289 肩掛けかばん
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毎月、眼科と内科に通院しています。持って行くのは以前作ったこれらのもの。
裏地付きファスナーポーチ
通院ポーチ
カード・ケース
これらを、かばんに詰め込んで行くのですが、かばんもかなり古くなってきたので、自作することにしました。
参考にした動画はこれです。
設計
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参考にしたYouTube動画は、20cmファスナー用ですが、そもそも中に収納するポーチ類はみな20cmファスナーを使っている物ですから、そのままでは使えません。そこで、24cmファスナー用に寸法を変えてみました。
また、各ポーチには十分なポケットがあるので、内部ポケットは作りません。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。
製作
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肩掛け紐は、自作するには長くて縫うのが大変そうなので、市販品で間に合わせることにしました。セリアで買って来たこれらを使います。幅は25mmです。
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最初にタグを作りました。かばん本体の表地はデニム地を使いますが、それを四つ折りにして縫うのは至難の業なので、もっと薄い布の端材を使いました。長さが不揃いなのは、端材に合わせた結果です。幅だけは25mmに合わせました。
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Dリングを挟んで端を縫い止めました。
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表地のデニム地を裁断しました。かなりの厚みがあるので、接着芯は不要です。
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裏地はこのところ何度も登場しているものです。
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表地に24cmファスナーを中表に重ねて、しつけ縫いをします。
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次に裏地を重ねて、
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縫い代5mmで縫いました。
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表に返して、普段ならば爪アイロンで済ませるのですが、しっかりとアイロンで折り目を付け、端から2mmの所を縫います。ます。
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同様にもう片方も縫いました。厚いデニム地を折りたたんで、さらにファスナーと裏地を一緒に縫うのはかなり大変で、ひと針ひと針こつこつと縫い進めました。
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こんどは、表地・裏地それぞれを重ねて、端を縫い代10mmで縫います。裏地の底の中央は返し口として残します。
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縫いました。
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返し口は当初よりも、幅を広げて120mmにしました。厚いデニム地をひっくり返すのですから、十分な大きさが必要と判断したのです。
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アイロンで、縫い代を広げました。
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マチを作ります。
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上部のマチにはタグを挟み込みます。これはもう、かなりの厚さとなっています。
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なんとか縫いましたので、返し口から表に返します。
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返し口を縫い綴じます。
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いつものように、コの字まつり縫いをします。
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返し口を縫い綴じました。
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思ったよりもきれいに出来ました。
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ちゃんと自立します。
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タグの模様が、
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右と左で違うのはアクセントです。
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内部は明るい色なので見やすくなっています。
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肩掛け紐は用意していた物が1mしかなかったので、どうしても長さが足りず、ダイソーで1.5mのものを買って来ました。
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これをベルト送りに通します。
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ベルト送りは26mm幅でベルトは25mmですから、抵抗なく動きます。
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ベルトの端はほつれ止めが施されているので、そのまま使うことにしました。二つに折って、
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縫い止めました。
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これで一応の完成ですが、このままでは表と裏の区別が付きません。
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そこで表側にタグを貼り付けました。文字通り両面接着テープで貼り付けただけです。剥がれたら貼り直します。
完成
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完成しました。想定通り、三つのポーチも楽に収納できます。診察の帰りに薬局に寄って購入した薬も収納できる余裕があります。
2021年12月5日 記