工作室 326 布製ペン立て3
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前回の布製ペン立ての失敗作を毎日使っていますが、どうにも失敗作だという無念が残っているので、失敗した部分が余計に目についてしまいます。
やはり、雑念が残らないようにと、作り直すことにしました。どうせ作り直すのだから、設計からやり直しました。
設計
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設計図を描きました。
左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。
製作
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表布は前回のデジカメバッグの製作で使った生地を使いました。
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消しゴムポケットが付く部分は独立しています。
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内布は全作とまったく同じです。
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消しゴムポケットはこの生地を使います。
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消しゴムポケットを作ります。中表に合わせてカットしました。矢印部分は底の布の間に差し込むので三角にカットしましたが、結局これは無駄な事でした。
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というのは、このように底の布を開いてしまえば、差し込むのが簡単になるのです。案ずるより産むが易しというものですね。
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小さな工作ですから、縫うよりも布用接着剤を使って簡単に済ませました。
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表布の裏面には厚手の接着芯を貼り付けました。縫い代は避けています。
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こちらも同様です。
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消しゴムポケットを仮縫いで取付けます。
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位置を固定して、裏側から縫います。
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出来ました。
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表布を組み立てます。
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できました。
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表に返す為に角を斜めにカットしておきます。
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消しゴムポケットはこのようにしっかりと取付けることができました。
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内布を縫って、こちらも角を斜めにカットしました。
矢印の部分は返し口として空けてあります。
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表に返しました。
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表布には大きな消しゴムポケットとりついているので、表布の中に内布を中表に差し込んで口の周りをぐるっと一周縫います。
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縫いました。
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一旦、内布を引き出して、
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返し口から表に返します。
この瞬間が、まるで変態を観ているようです。
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返し口が大きく口を空けているので、
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いつものように、コの字まつり縫いで綴じました。
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内布を中に押し込むと、
完成
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完成です。
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このように、前回の失敗部分が改善さてて、まったく表からは見えなくなっています。
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消しゴムポケットを大きくしたのは、このように修正テープの他に消しゴムも収納できるようにするためでした。
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たくさんの筆記用具が収まります。
2023年2月19日 記
字消しテープだと思っていたのに・・・
なんと、こんなに苦心したにも関わらず、これまで字消しだとばかり思っていた、このコクヨのDot Linerは、テープ糊でした。
このところ、漢字パズルを解いていても書き損じはほとんど無くなってきており、ようやくこれまで使っていたプラスのWHIPERが無くなったので、DotLinerを使ってみたら、全然消えません。白くならずにべとべとした糊がついてしまいます。もしたかしたらと、ネットで調べてみたら、糊でした。がっかり・・・。
2023年3月10日 記