工作室 365 ミニ三角ポーチ
YouTubeで見つけた、ちょっと変わった造りのミニ三角ポーチを作って観ました。参考にしたのは、この動画です。
製作にあたっては、蓋の形を変えまして、スナップではなく、ボタンを使うように変更してあります。
設計
型紙を作りました。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。2ページです。
製作
このところしばらく接着芯を使っていなかったので、探しても見つからず、三回目の大捜索でやっと見つけました。隣町の手芸の店まで買いに行けば済むのですが、確かにまだ残っているはずだという確信があったので、必死に探したのです。
やっと見つけた厚手の接着芯をカットしました。
表布はこれにします。
内布はこれです。無地の方がなじみがいいのですが、蓋にも使うので、模様のあるものにしました。
表布の裏側に接着芯を貼り、10mmの縫い代を見込んでカットしました。
内布も同サイズにカットし、中表に重ねて、
ぐるっと縫います。全面(短い方)の箸を返し口にするので、この部分はあらかじめ折りたたんで置きます。もちろん、そこは縫いません。
ぐるっと縫いました。角の部分は返し縫いをする為、長方形と同じサイズでも、この形の場合は縫う距離は長くなります。
角をカットして表に返す準備をします。
表に返します。小さいのでかなり手こずりました。
全面の上部はこのように、内側に折りたたんで、
ここを縫いました。
次に蓋を作ります。厚手の接着芯をカットして、
内布を中表に二つ折りにして、接着芯を貼りました。
上部を返し口にするので、あらかじめ折りたたんで置いて、縫いました。
余分な部分をカットします。
表に返して、
ボタン穴を作ります。
久しぶりのボタン穴かがりです。今回はサイズが小さいので、盛り上がりを作るための太い芯糸は縫い込みませんでした。
ちなみに、いつものように木製ボタンを使います。直径は15.0mmで厚みが3.8mmでしたから、穴の長さは19mmにしましたが、ぎりぎりでした。糸の太さも考慮して、20mmから21mmあると余裕だったでしょう。
吊下げようのタグは、以前作っておいた物を流用します。
これを二つに折りたたんで蓋の中に差し込んでおいて、一緒に縫付けます。
蓋の返し口も同時に綴じました。
箱を作ります。かなりの厚手なのでひと針ひと針ゆっくりとしか縫えませんでした。
半分終了です。もうひと息ですね。
出来ました。これで完成型が見えてきましたね。
最後にボタンを縫付けて作業終了です。
完成
完成しました。
実際の裁縫の時間よりも、どこに収納したか忘れてしまった接着芯の探索時間の方が圧倒的に長くかかりました。
これまた、何処に消えてしまったかと思っていた愛車 MIni Cleaner II がこんなところから出て来ました。それにしても、こんなにたくさんあったかなぁ?
2024年2月11日 記