工作室 384 真四角巾着
久しぶりに巾着を作りました。今回は4枚の生地を縫い合わせたもので、底が真四角になっています。
設計
表布は底が45度で4枚が接合する方式です。型紙を作りました。
内布は四角い底布を一枚の側面布でくるむ方式です。
左の画像をクリックすると、別タグでPDFが開きます。2ページです。
製作
表布はこの二種類の生地(ダイソーの手ぬぐい)を使います。各々二枚ずつカットしました。
内布はこれです。真四角の底布と長い側面布です。
表布を縫い合わせます。
二枚ずつ縫い合わせた物を、さらに一つに縫い合わせます。
紐通しの口は、
接着剤で貼り付けました。
この紐通し口は実際には二つだけでいいのですが、間違って4個も作ってしまいました。頭の中で設計を考えていたときは二つだけだったのですが、実際に作る段階では忘れていました。
表に返して、
形を整えました。
次に内布を作ります。底布と側面を中表に重ねて、一辺毎に縫っていきます。
出来ました。
次に、側面を縫いますが、矢印部分の80mmは返し口として残します。
返し口は後でコの字まつり縫いで綴じるので、縫い代をアイロンできちんと開いておきます。
この内布に表布を差し込んで、口の周りを縫い代10mmで一周縫います。
出来ました。
この開いている返し口から、表に返します。
返しました。
返し口はいつものようにコの字まつり縫いで綴じました。
内布を内側に押し込んで、
紐通し部分を口から15mmで一周縫います。
細い紐を通すのだから、10mm幅で良さそうな物ですが、紐通し金具が案外太いので、経験上15mmは必要です。
縫いました。
アイロンの熱で、引いておいたフリクションペンの線が消えました。
紐を通します。
二本とおして、端を結ぶと、
完成
完成です。
小さく見えても、かなりたくさんの物が入ります。
2024年8月19日 記