工作室 297 蓋付き丸底ポーチ
またまたYouTube動画を参考にして作ってみました。動画ではミシンを使っていますが、これを手縫い用にしています。またプラスィック製のスナップボタンではなく、普通の手縫い用金属スナップを使います。
参考にした動画はこれです。
設計
寸法はYouTube動画にあるものと同じですが、手縫い用に型紙を描いてみました。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。
製作
蓋は表側と裏側の生地を別にします。表生地は厚みがあるので接着芯は貼りません。
本体の表布と内布です。
表布の裏面には接着芯を貼りました。
蓋を作ります。布を中表に合わせて、縫い線を描きます。曲線部分はあらかじめ作ってあった角丸型紙を使って描きました。厚手の方眼紙を使って、20R、30R、40R、50Rを作ってあります。
縫いました。
曲線部はぎざぎざにしました。
本体側も同様にします。こちらの角は30Rにしました。
表布、内布とも縫いました。内布には返し口を空けています。
角はこちらもぎざぎざにしました。
本体の表布に蓋を中表に合わせて蓋の仮縫いをします。
縫い代5mmで縫いました。
これを内布の中に差し込みます。
開いている口の周りを縫い代10mmでぐるっとひとまわり縫いました。
返し口から表に返します。この作業はいつもながらどきどきします。大失敗がわかる瞬間だからです。
なんとかうまくできたようです。
開いている返し口を、
いつものようにコの字まつり縫いで綴じました。
内布を押し込んで、ほぼ形ができました。
口の周りを縫い代3mmほどで押さえ縫いをしました。
蓋の周りを押さえ縫いするのを忘れていました。縫い線を描いておいて、
縫い代5mmで縫いました。
スナップを縫付けます。位置を決めて、フリクション・ボールペンでガイドラインを描き入れて、
縫いました。スナップの縫付けもだいぶ慣れてきました。
完成
アイロンで形を整えて完成です。フリクション・ボールペンで描いたあちこちのガイドラインも同時に消えています。
本体は和柄、蓋は洋柄で、ちょっと変な感じですね。まあ、和洋折衷ということで・・・。
後ろはこんな感じです。
2022年1月30日 記