工作室 65 女子用小物入れと携帯電話スタンド

これまで作った輪ゴム銃は、姪の息子(小学生)の為のものでしたが、姪の娘の為のものも何か作ろうと思い立ちました。あれこれ考えた結果、宝石箱みたいな小物入れがいいかもと思ったのですが、かわいらしく作るのはなかなか難しそうです。結果、こんなものができました。どうみても女子用には見えませんね。まだ本人には見せてませんが、気に入ってもらえるかどうか、とても不安です(-。-;)

設計

大体の大きさと形をスケッチしてみます。

最初は楕円を手描きで描いてみたのですが、なかなかうまくいかず、結局はPhotoshopに頼ってしまいました。

製作

材料をざっくりと切り出しました。幅が90mmで、厚さが12mmと9mmの板を長さ150mmにしました。

Photoshopで作った型紙を印刷して板に貼ります。板は4枚重ねにしたら、45mmの厚さになりましたが、これがそのまま箱の内側の深さになります。

これまでは、あとから紙を剥がすのに苦労していましたが、もうそんな心配は不要です。そう、この「はってはがせるスティックのり」を手に入れたのです。税込329円でした。

貼った型紙の線にそって糸のこで切り出しました。

これに合わせて上蓋と底板を切り出します。底板には3mmの合板、上蓋には9mmの板を使う事にして、二枚を「はってはがせるスティックのり」で貼り合わせて直接型を取りました。

上蓋と底板を切り出しました。

切り出した物を上下に取り付けてみました。大体の完成形が見えてきます。

内側を切り抜くのですが、どれぐらいの厚みにしようかと考えてみた結果、このようにボールペンをセットして適当にぐるっと線を描いて決めてしまいました。

その線に沿って糸のこで切り抜きました。

こんどは、その内側に沿って3mm合板を型取りをして、上蓋がずれないようにする補助板を切り出しました。

蓋の中央につまみを取り付けます。これは6mm径の丸棒をやすりで削ってそれらしく作った物です。

こんな風にぴったりとはまりました。

裏側の余った部分は切り取ってしまいます。

塗装は透明なニスを薄く三度塗るだけにしました。使い込んでいく打ちに次第に飴色に変化していくと思います。

内側にはフェルトを貼りました。これでやっと女子らしくなったかな。

完成

これで完成です。

いつものように回してみました。

余った材料で携帯スタンド

箱の中をくりぬいた材料が余っていてもったいないので、何か作ろうかなと思い、以前作った携帯電話スタンドを作り直すことにしました。それはもちろん毎日使っているのですが、ちょっと大きくて場所を取ってしまうのが難点です。なにしろ接着剤が乾く間の暇つぶしに作ったものでしたから、そこまでは考えていなかったのです。今回の物はできるだけ小さくするために、傾きも4度にしました。

ということで、こんな感じにできました。

携帯電話を立てると、ほとんど垂直にみえますが、倒れません。この携帯電話の厚みにぴったりと合わせてあるので安定感も抜群です。

以前の物と比べると大きさがよくわかります。


まだこんなに余ってますから、そのうちもっと何かを作ってみます。

2014年12月13日 記

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