工作室 392 秋マスク改4
前回は、三年ぶりのマスクデザイン改良ということで、丸みを付けたつもりが、できあがったらさほど丸みが感じられないという残念な結果となってしまいました。
そこで、今回は、思い切って丸みを12Rから20Rへと増やしてみました。
設計
今回も内側にフィルターを入れていません。医者やスーパーマーケットに行くときに使うだけですから。そのうちまた新型コロナのような伝染病が流行ったらナノフィルターを使うことにします。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。A4用紙で1ページです。
製作
ここまでの行程は前回とまったく同じです。
全面の線を描いて、この線の内側を縫います。
縫い代を10mm程度ずつカットして、しつけ縫いをしました。
次に内布を作ります。
片側だけ、矢印の部分を返し口とします。
内布の場合は、両面とも横の縫い線を描き入れます。
前面を縫いました。
表布と同様に、同じ向きに縫い代を折ってしつけ縫いをしました。
あらかじめ、たくさん作って置いたストッパー付きのゴムの端に両面テープを貼って、
このように、表布の両脇に仮止めします。
その上に、内布を載せて、位置を正確に合わせます。このとき、わずかに内布の上下が、表布よりも一ミリほど外にはみ出るようにします。
ひとまわり縫いました。矢印部分は返し口として残してあります。
上部の曲線部分は半返し縫いで細かく縫っています。
余分な部分をカットしました。
曲線部は細かく刻みを入れています。
この部分をさらにカットしました。
返し口から表に返しました。
しつけ糸を抜いて、アイロンで整えました。
返し口をコの字まつり縫いで綴じました。このように表からは内布がはみ出して見えません。
完成
これで完成です。
今回は、しっかりと曲線が出来ています。
2024年10月20日 記