工作室 226 大型エコバッグ

てぬぐいエコバッグ1号と2号を作って使っていますが、どうもこれでは容量が足りなくて、大きな物を買いそびれてしまうという事が何度かありました。

やはりもっと大きなものが必要となったので、今回は大型エコバッグを作ってみました。参考にしたのは、このYouTube動画です。

直線縫いでできるエコバッグの作り方 収納ポケット付き! 【How to make the eco-bag.】型紙不要

100円ショップの材料を使ったので、途中から縫い方を変えています。

製作

まずは、持ち手を作ります。マスクを作った時に鼻の上とあごの下の部分に使った材料が残っていて、長さもちょうど50cmあったので、これを使いました。120mmの幅を両側から30mmずつ折って、アイロンで折り目を付け・・・、

さらに二つに折って幅30mmで長さが500mmの帯を作りました。このとき、目立たないようにと、糸をわざわざ青色のものを使ったのですが・・・。あとでとんでもないことに。

次に、全体をたたんで収納するポケットを作ります。思いつきでつい買ってしまった招き猫の布地ですが、使い道がなくて困っていたところ、ここで登場願うことにしました。

いつものことながら、こうして裏返して縫っていると、本当にこれでいいのかなと半信半疑になります。

縫い終えてひっくり返すと、このようにちゃんとできました。小さな達成感に浸れます。

いよいよ本体の製作です。

いざ、取りかかってみると、100円ショップならではの寸法のいい加減さに愕然とすることが多々あります。そもそもはじめから直線になっていない、直角になっていないなど、当たり前のことと思わなくてはなりません。

二枚重ねて両脇を袋縫いしましたが、いざ底を縫おうとして、しばらく手が止まってしまいました。

結局は寸法を削ってもまっすぐにするしかありませんから、このように切り取りました。

参考にしてYouTube動画では、底も袋縫いをすることになっていましたが、そもそも両脇のマチの為に付けた折り目が合わなくなっていますから、うまくたたむことができません。

そこで、底は5mm幅で二重に縫うことにしました。両側は100mmずつ折り曲げてマチを作っています。

ということで、なんとか縫えました。二重線で縫っているので袋縫いと耐荷重は同じになると思います。

こんどは、入り口です。YouTube動画では表にしての作業となっていますが、手縫いですから、裏返しての作業にしました。

ポケットと持ち手を挟み込んで・・・、

縫いました。

ここで、はっと気づきます。そうです。参考にしたYouTube動画では持ち手の裏表がないのですが、僕の場合はこのように裏表がはっきりしていて、裏側には白地に縫い目がはっきりと浮き出てしまうのです。わざわざ青い糸を使った効果が生かされじまいになってしまいました。まあ、こんな細かなところまで観る人はいないだろうから、気にしなければいいのですけどね。

もちての根本には大きなテンションがかかりますから、ここはしっかりと縫いました。

表に返して縫い方終了。

完成

最後にアイロンを掛けて整形して完成です。

ポケットを外側に取り出して、本体を折りたたんで・・・、

このようにポケットにすっぽりと収まります。

買い物に行ってきました。苦労して作ってものが役に立つと本当にうれしいものです。

今週のマスク

これはなかなか気に入っています。

左あごのところに返し口があるのですが、まつり縫いが面倒だったので、事もあろうに、なんと両面テープで接着してしまいました。洗濯して剥がれたら、きちんとまつり縫いをするつもりです。

2020年8月9日 記

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