工作室 311 小型給水袋
短時間の外出では、標準的なペットボトルだと大き過ぎるので、観にペットボトルを使うことが多いのですが、
前回作った袋に入れると、こんな風に、ちょっと残念な形になります。
そこで、今回は観にペットボトル専用に給水袋を作る事にしました。
設計
全部同じ生地で作ります。小さいので直接ナスカンで引っかける方式です。
左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。
製作
前回と同じ生地を使います。まずは底布の型紙を生地の裏面に当ててフリクションペンで描き入れます。
鋏でカットしました。
本体と、ナスカン用のタグの生地もカットしました。
ナスカン用のタグを作ります。まずは四つ折りにして、
橋をぎりぎりに縫いました。
巾着部の紐通し部分を作ります。ほつれ防止の為に橋を二つ折りに畳んで、
縫いました。前回は布用の接着剤を使いましたが、やはり縫った方が柔らかくなります。
内側に折りたたんで、
縫い代5mmで縫いました。紐通しの穴は10mm幅となります。
底を縫付けます。前回とは手順を変えました。
なんとか縫いました。丸い底はかなり面倒です。
ナスカンを取付けたタグを仮止めしました。
次に側面を縫い代10mmで縫います。
縫いました。
表に返すとほとんど完成です。
巾着用に紐を取付けます。前回と同じく紐は一本ですから、コードストッパーを使います。
紐だけなら、十分な穴の大きさなのですが、紐を通すための道具を使うには10mm幅というのは、ぎりぎりです。
コードストッパーに通して、橋をしばり、毛羽立ちを焼いておきました。紐の材質が化繊だからこその技です。
観にペットボトルを入れてみます。
完成
これで完成です。
巾着口を開くと、勢いよく飛び出すことがありそうです。
2022年8月21日 記