工作室 137 ひっくり返しLEDランプ

昨年の三月に作ってみた「瓶詰めLEDライト」は、試作品程度のものでしたが、案外役に立っていて、ほぼ毎日使っていました。夜中にふと目が覚めて灯りが欲しいときに、手が届くところに置いてあれば、ひっくり返すだけで光るのですから。

しかし、自分で使っている分にはティッシュペーパーでくるんで光を拡散させるという手抜き作品でもいいのですが、これをプレゼントするとなると、そうはいきません。やはりきちんと作り直すことにしました。

製作

これを分解します。分解と言っても、輪ゴムでしばってあるティッシュペーパーをはずし、蓋を開けて両面テープで貼り付けたLEDユニットをはずすだけです。

電池もはずしました。ボタン電池ホルダーにはんだ付けしたチルトスイッチとLEDはそのまま使います。

今回はこのような小型透明プラスティック容器に入れることにしました。ベッドサイトにガラス瓶を置くのは万が一床に落としたときに割れる危険性がありますからね。この小さな容器は4個セットで100円でした。

容器はもっと不透明なものが欲しかったのですが見つかりませんでした。そこで、ピンポン球を使って光を拡散させることにしました。

ピンポン球をこのように切り取って孔を空け、中にLEDユニットを格納する方式です。

手元に残っていたのはオレンジ色の物が一個だけでしたので、白のピンポン球6個セットを100円で買いました。

ボタン電池ホルダーに両面テープを貼り付けて・・・、

これを容器の蓋の内側に貼り付けます。

ボタン電池(CR2032)を取り付けるとこのように光ります。

これにピンポン球をかぶせます。接着はしません。接着すると電池交換ができなくなってしまうからです。

容器の本体を取り付けます。こうするとピンポン球がしっかり固定されます。微妙に調整してカットしているのです。

ひっくり返すとチルトスイッチがオフになるので光りません。

完成

少し暗いところに持って行きました。

ひっくり返すと、このように光ります。

左側の方はずっと使っていた電池なので消耗したために光量が落ちていました。この後新品と交換してあります。

2016年8月27日 記

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