工作室 123 隙間棚

先月作ったパイプラックの脇に取り付ける吊り棚がとても役立っています。いまさらながら棚のありがたみがわかりました。そこで今回は隙間を有効に使っての棚を作ってみました。

設計

幅42cm奥行き50cm高さ91cmの空間が空いています。ここに収まるようにSketchUpで設計しました。左の画像をクリックするとダウンロードできます。

分解図も描いてみました。これまで作った中では一番大きいのですが、構造はとても簡単です。

製作

15mmの角材を使って立方体を15個切り出しました。

これを15mmの角材にこのように接着します。

これだけでは強度に不安があるので、3mmの孔を空けて・・・、

竹ひごを埋め込んで・・・、

余分な部分を切り取ります。

棚板は6mm厚で縦300mm横400mmのMDF板を使いました。

MDF板は水に弱いので大理石模様のシートを貼りました。

孔空け加工をしましたが、大理石模様の為に写真ではわかりにくくなってしまいました。

底板と天板を木ねじで固定します。

3枚の棚板は固定しないで載せているだけです。

完成

完成しました。これだけだとなんだかか弱くみえますが・・・、

実際に隙間に設置してみると、いっちょまえの隙間家具になりました。

実際に使ってみると驚くほどの収納力があります。

2016年4月3日 記

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