工作室 417 夏柄マスク
テレビを持っていないので、当初は新型コロナの流行を知りませんでした。朝の散歩途中で、毎日のように開店前の店に長い行列ができていました。これが不思議で、訊いてみたら「マスクです」との返答。あぁ、花粉症の季節なんだなと思っていたところ、なにやら、マスクをしないと入店できないという事態に。新型コロナが流行っているという。新型コロナというと、トヨペットコロナの新型しか知らなかったので、それが強力な感染症だと知って大慌て。いざというときの為の買い置きのマスクを使ってしのいではみたものの、そろそろ底を突いてきて買い足したいと思っても何処にも売っていない。こうなったら自分で作るしかないと裁縫を始めたのでした。
そんな、マスクですが、近頃はスーパーマーケットでも使用しないで入ることができるようになり、日常生活では使わないで済ませています。
ところが、眼科、内科、歯科、そして薬局では必須なので、まったく無くすわけにはいきません。
というわけで、夏柄のマスクを作りました。
設計
型紙は、秋マスク改4のものと同じ物です。
左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。A4用紙で1ページです。。
制作
内布は、いつものようにインド綿です。
表布は夏柄のこれを使います。上下左右がぴったりと合うように、しつけ縫いをしてずれないようにカットしました。、
内布、表布とも前面の曲線部を縫いました。
縫い代を10mmはばに切れ目を入れて、折りたたみ、ばらばらにならないように、しつけ縫いをします。
内布の方も、表布と同じ向きに倒します。一見、不思議に思えますが、最終的には、これらは反対向きになるのです。
左右共に、内布に縫い線を描いておきます。
耳かけのゴムを準備します。先端に、10mmの両面テープを貼って、
このように、表布の表面の端に貼り付けておきます。
内布を中表になるように、かぶせて、正確に位置合わせをします。
この写真ではちょっとわかりにくいのですが、返し口を空けて、ぐるっと一周縫いました。とくに耳ゴムの部分は細かく何度も縫いました。
返し安いように、余分な部分をカットしました。
さらに、縫い代を折りたたんで置きます。
返し口から表に返しました。
しつけ糸を抜きました。
内側も、しつけ糸を抜きました。
最後に、返し口をコの字まつり縫いで綴じました。
完成
これで完成です。
2025年8月31日 記


