工作室 233 半分大臣風マスク

ここ数週間、このYouTube動画を参考にして改造を重ねてきました。上半分が大臣風マスク型ですが、作り方はまったく違っています。

新しいデザイン-ガラスに霧はありません-非常に素早く簡単な3Dフェイスマスク縫製チュートリアル

改造ポイントは以下のようなものです。

  1. 表地と裏地の二枚構成にした。
  2. 全面下の部分を直線から曲線にした。
  3. ゴムを縫付け固定方式から、一般的な可動方式にした。
  4. 顎のラインを直線から凹曲線にした。
  5. 耳側の線を約半分にした。

型紙

左の画像をクリックするとPDFファイルが開きます。B5サイズで印刷して、厚紙で型紙を作っておくと曲線が簡単に描けます。

製作

表地と裏地を用意しました。大きさはどちらも170mmX220mmです。

220mmの辺から10mmの縫い代を線を描きます。もちろんアイロンの熱で消えるフリクション・ボールペンを使っています。

縫いました。

縫い代を割っておきます。

さらに裏表とも、中心がよくわかるように矢印のように切り込みを入れておきます。

その縫い目に合わせて型紙で線を引きます。。

このように描きました。

中心の切り込みに合わせて二つに折ります。

この曲線部分だけを縫いました。手縫いですが、重要な曲線部分なので、なみ縫いよりもこまかなぐし縫いにしてあります。

返したときにごわごわにならないように、ライオンのたてがみ状にカットしました。

表地も同様にして、中表に重ねます。

今度は周りをぐるっと縫いますが、矢印の部分は返し口にするので、縫いません。

余分な部分をカットしました。曲線部分はぎざぎざにしてあります。

縫わなかった返し口はこのように折り目を付けておきます。

おもてに返しましてアイロンをかけて整えました。

返し口はコの字まつり縫いをしました。あとで、たたんでからまた縫うので、ここで、面倒なまつり縫いをしなくてもいいのですけどね。

ゴムを二本、240mmにカットしました。

上半分を大臣風マスクのようにするので、このように半分に折りたたみます。

できるだけ、ぎりぎりに縫いたいので、この段階でゴムをこのように挟んでおきます。

両端を縫いました。ゴムを結んで、長さを調整します。

上端ぎりぎりを縫いました。ほとんど目立ちません。。

大臣風マスクのように鼻の部分を引き上げます。

半分に折りたたんでアイロンで形を整えます。

ゴムはこのように遊びがありますが……

耳にかけるとこのようになって外れません。

これって、寝てるときに思いついたんです。

完成

すっきりした形にできあがりました。

しばらくは、布地を替えてこの形を作っていきます。

2020年9月27日 記

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