工作室 151 Sandpaper Cutter
設計
前回のSanding Blockの製作で足りなかったボルトナットを補給して、さらに二個製作しました。
Sandpaperを常に同じサイズにカットするのは案外面倒なので、専用の治具を作ろうかとYouTubeで検索してみたら、たくさんの事例がありました。ほとんどの物は金鋸の刃を使う物ですが、余っている刃が無いので、ここはやはりオリジナルの物を作る事にします。
SandingBlockの製作で余った厚さ9mm、幅150mm、長さ280mmの板がありますから、これを使うことにします。
これに合わせて、いつものようにSketchUpで設計しました。左の画像をクリックするとダウンロードできます。
分解図の20mmX30mmの板は2mmの厚みです。すると2mmの隙間が空きます。ここにSandpaperを差し込んでストッパーで止まると、ちょうど70mmの幅でカットできるというしくみです。
製作
30mm幅にカットします。
他のパーツも切り出しました。すべて端材でそろえています。ストッパーになる角材は長さが足りないように見えますが、機能としては十分なので端材で間に合わせました。
接着します。
接着剤が乾きました。全体写真ではよく見えませんね。
そこで、少し拡大してみると、なんとなくわるかな?
SandingBlockをはさんで、現物合わせで幅を決めて接着します。
組立て完了です。
完成
レモンオイルで塗装して完成です。
実際に、120番をカットしてみました。連続して何枚でも同じ幅でカットできます。
2017年5月27日 記