工作室 136 木製パズル(12個目)
お盆には二年ぶりに高校のクラス会がありました。みんな元気で何よりです。
いつものようにYouTubeサーフィンをしていたら、こんなパズルを見つけました。このように机に孔を空けるわけにはいきませんが、手のひら大のものなら簡単につくれそうです。というわけで、今回もまたまた木製パズルの製作となりました。
設計
いつものようにSketchUpで設計しました。左の画像をクリックするとダウンロードできます。
ロープはいつものように手書きで描き入れました。
製作
9mm厚の端材から木取りをしました。
これを切って、12mmの孔を4個空けます。
かんなとやすりで角をまるめて木地完成です。
レモンオイルで塗装しました。
ひもの先端を止めるパーツはYouTubeの映像とはちょっと変えて15mmの丸棒を30mmの長さに切り、深さ20mmの6mmの孔を空けました。
これに赤いロープを接着してみました。前回まで使っていた白いロープが無くなったので100円ショップで買いました。
これにもレモンオイルで塗装しました。
完成
孔にロープを通して完成です。
解き方
この部分を矢印のように引っ張ります。
さらに矢印のように上に引っ張り上げます。
この部分を引っ張り出して・・・、
真ん中の孔に通してやります。
さらに一番下の孔に通して・・・、
端子をくぐらせます。
さらに引っ張って下の孔から抜きます。
それをさらに引っ張って真ん中の孔から抜きます。
左の孔からも抜いて・・・、
右の孔からも抜くと・・・、
このように完全に抜き出すことができます。
輪ゴム銃の修理
輪ゴム銃が動かなくなりました。
三カ所のビスを外して・・・、
側板をはずすと、やはり壊れていました。
引き金パーツを取り出すと、このように完全に割れています。
ある程度の強度のある単板を使ったのですが、想定以上の力がかかってしまいました。作った本人は力加減を調整して無理な力がかからないようにするのですが、他人となるとそうはいきません。輪ゴムが全部飛んで無くなってしまったのに気付かずに、飛ばないと力任せに引き金を引いてしまったようです。
これを合板で作り直すことにしました。型取りをする為に接着剤で固定してみます。
6mmの合板を二枚重ねにして、12mmの合板にしました。これに鉛筆でトレースして切り出し線を描きました。
慎重にカットして・・・、
やすりで仕上げました。
もとの位置に取り付けて動作を確認します。
輪ゴムをかけるローターとの微妙な調整にはちょっと時間がかかります。少しずつやすりで削って何度も何度もテストします。
最後に側板をビス留めして・・・、
修理完了です。
2016年8月21日 記