工作室 122 輪ゴム銃6
6回目の輪ゴム銃の製作となりました。今回は曲線が美しい大型拳銃です。これはYouTubeの映像で見つけたもので、拳銃タイプとカービン銃タイプの互換性のあるデザインのもので、拳銃タイプを作ってみました。作り方はほぼ同じですが、一部自己流にしています。
テンプレートをダウンロードして印刷しました。
これを材料の15mmと6mmの板に貼り付けて切り出しをします。
糸鋸でざっと切り出してみました。
このグリップ部の後縁から整形作業を始めました。
かんなややすりを使って丸みを付けました。
テンプレートでは回転子は組立て方式になっていますが、工作精度を高めるために6mmのMDF板を使うことにしました。
カットして・・・・、
中心には3mmの竹串を刺しておきます。
グリップ部の前縁です。
これにも丸みを付けます。単純な形なのでカンナで削って丸みを付けました。
脇板になるパーツは左右を貼り合わせて切り出し、そのまま整形作業をしました。
はがすとこのようになりました。
このパーツだけ塗装をしてみました。どうしても刷毛塗りは苦手です。
これらのパーツもきれいにやすりがけをして仕上げます。
テンプレートでは引き金をもどす輪ゴム掛けには釘を加工して使うことになっていますが、適当な太さの釘が無いので6mmの丸棒を使いました。
これをはめ込んでおきます。
引き金には回転に合わせて輪ゴムが隠れるように、このような溝を掘っておきました。
引き金と回転子の二つの回転軸は3mmの竹串を使います。回転子の軸が外に飛び出さないように歯止めをかける工夫として、このように目隠し板を張り付けることにしました。幅8mm長さ40mm厚さ3mmです。
デザイン的にはあまり格好良くはないですね。
組立て作業の開始です。引き金と回転子の稼働部は最重要点です。引き金の回転角度を調整して取り付け位置を慎重に決めます。
グリップ部の後縁と・・・、
前縁を取り付けて・・・、
グリップ部が完成しました。
右側の側板はネジ止め方式にします。これは実際に動かしてみて再度回転子の調整をする為です。
反対側から見るとこんな感じです。
試射の様子です。ここでは4連発ですが、10連発は楽にできます。
2016年3月27日 記