工作室 318 がまぐち餃子

前回は角形くちがねを使って、最小限の大きさで入れ物を作りましたが、今回は標準的な丸形のくちがねを使いました。完成してみると、なんとなく餃子の形に見えてきました。

くちがねから直接型どりをしました。

設計

これを元にして型紙を描きました。

左の画像をクリックすると、別タブで型紙のPDFが開きます。

製作

型紙を元にして接着わたをカットしました。

これを表布の裏面に接着しました。

内布を二枚合わせて縫い代10mmで縫い合わせます。

真ん中に60mmの返し口を空けました。

これを開いて縫い代を割りました。あとで綴じやすいようにアイロンできちんと整えています。

表布と内布を中表に重ねて、接着わたの際をぐるっと縫います。

縫いました。

返しやすいように余分な部分をカットしました。丸みのあるところはぎざぎざにしてあります。

返し口から表に返しました。

返し口をコの字まつり縫いで綴じました。

紙紐をかがり縫いをして留めました。

くちがねを取付けて、根本四カ所を締めると完成です。

完成

どう見ても餃子にしか見えません。散歩途中の空腹に備えて焼き餃子を入れて携帯するにはぴったりですね。

旅行のときには、点眼薬の携帯にも使えそうです。

2022年11月13日 記

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