工作室 279 二つ折り財布
お札入れの第三作目となります。今使っているものは前作の種別お札入れです。お札を種類別に二つ折りにして収納するのですが、どうしても折り目が付いてしまいます。キャッシュレス時代となって現金でお札を使うのはキャッシュレス・カードにチャージする時ぐらいとなりました。そのときは折り目がない方が機械に通しやすいので、折り目を伸ばしながら使っていました。
そんなときに、YouTube動画でこれを見つけました。これなら折り目が付かずに使えます。以前使っていた長財布では当たり前でしたが、今は長財布を持ち歩くことはまったく無くなってしまいましたから、これが最適です。
小銭入れは別に使っているので、マジックテープは使わずに、小さい方のポケットは二つともード入れにします。
設計
このYouTube動画では少しわかりにくいので、構造を描いてみました。左の画像をクリックすると、別タブでPDFが開きます。
製作
表布を切り出して、裏には接着芯を貼りました。前回作ったアイロン台を使うとしわにならずに貼ることができて大満足です。
内布は白いインド綿にします。
表布と内布を中表に合わせて、縫代10mmの補助線を引いて、
そこを縫いました。
縫代を開いてアイロンを掛けました。
補助線を引いて、折りたたみ作業をします。
折りたたんだところをアイロンで整えます。ポケットの形が見えてきました。
手前のポケットを二つに分けるために補助線を引きます。
そこを縫ってカードポケットを作りました。
表布を折り畳んで、真ん中に返し口を残して補助線を引きました。矢印部分が返し口です。
縫いました。
角の余分な部分をカットします。
縫い代を開いてアイロンで整えます。
さらに両脇で間に挟まれた余分な生地も2mmほど残してカットしてしまいます。
返し口から表に返しました。
アイロンで整えてから、返し口はいつものようにコの字まつり縫いで綴じました。参考にしたYouTube動画ではぐるっと一週端ミシンを掛けてまつり縫いを回避していますが、なにしろミシンを持っていないので、地味に手縫いをしています。
完成
ということで、完成しました。
内側は真っ白です。
二つ折りにすると、こうなります。
和柄も製作
和柄の生地を使って、もう一個作りました。
<内側は薄い紺色のシーチングを使いました。/p>
畳むとこうなります。なかなか落ち着いていい感じです。
ふたつ並べてみました。
2021年9月12日 記