工作室 217 アベノマスク改造1
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先日、買い物からもどったらアベノマスクが届いていました。
ネットの書き込みで各家庭に二枚ずつ届くらしいということは読んでいましたが、いざ届いたのをみると、これは現実のことなんだなとあらためて気づきました。
ということは、ネットでうわさになっている、ひとり10万円ずつ支給されるといううわさも本当のことかもしれないと期待してしまいます。
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袋からとりだしてみると、なんとも懐かしいかたちのガーゼ・マスクでした。最近は紙のマスクだとか、立体マスクだとかがはやっているので、これはちょっと使いづらいなぁ。
そこで、思い切って作り直してみることにしました。
まず、一枚目は西村大臣風マスクへの改造です。
分解
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640mmx270mmのガーゼが一枚とゴムひも二本に分解できました。全部このまま使えます。ガーゼは店舗で売っていないので貴重品です。
製作
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ガーゼは裏表が無いので、このように二つ折りにして・・・、
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上端から5mmを縫いました。
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裏表をひっくり返します。
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さらに二つ折りにして、上端下端を縫いました。
この段階で大きさは270mmx160mmになりました。![](217/08.jpg)
上から50mm、下から40mmを折りたたみます。
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幅が70mmとなりました。
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ここでも上端下端から5mmを縫いました。直線縫いがこれだけ続くと手縫いではかなり辛いものがありますし、縫い目がぎくしゃくして間隔もばらばらで、やはりミシンがあるといいなぁとつくづく思います。
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ノーズワイヤを埋め込みます。センターを合わせるため印を付けました。
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返し縫いで丁寧に仕上げました。すると、他の縫い目がますますひどく見えてきました。こんなことなら、白い糸を使えば良かった。わざと茶色の糸と黒の糸を使いアベノマスクとの違いを際だたせようと思ったのがあだになりました。
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なんとか悪目立ちしない程度には修正できたと思います。
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まあ、他にすることもないのでラジオを聴きながら楽しく作業をすることができました。
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鼻とあごの部分を引き出して折り込みをいれて・・・、
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ゴムひもを取付ける部分の余分な重なりを切り取りました。
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これまでの経験から、このままだと、こんな風にゴムひもに引っ張られてマスクの端がたたまれてきて、なんだかみすぼらしく見えてくるのいやでした。ぴんとまっすぐのままにしたいのだけど、どうにかしたいものだと気に掛かっていたのです。
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毎月数冊の漢字パズル雑誌に取り組んでいるのですが、その記入にはゼブラのSARASAを使っています。写真はその一部です。インクは全部共通で、毎月数本空になります。
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そのパイプがぴったりであることに気づきました。外径が6.2mm、内径が3.8mmです。これを長さ65mmにカットしました。
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これを埋め込む部分を作って・・・、
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このように差し込んで・・・、
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ゴムひもと通すと・・・、
完成
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完成です。
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外出してみました。
このところ自作マスクを掛けている人が増えていますね。それでも、これがアベノマスクとは誰にも気づかれませんでした。
数時間使ってみましたが、ノーズワイヤとマスクの形状大きさのバランスが良いからか、まったくずれることもなく、眼鏡が曇ることもありませんでした。これまでのものだとなんらかの不具合がありましたが、これは最良のものでした。アベノマスクに感謝です。
2020年6月7日 記