工作室 274 持ち手付きポーチ

先日、はがきを買いに郵便局まで出かけました。鞄は大げさなのでポーチだけを持って行ったのですが、持ち手が無いと携帯しにくいことに気づきました。

そこで、YouTubeで見つけたこの動画を参考にして持ち手付きポーチを作ってみました。

フラットポーチの作り方  How to sew a zipper pouch 裏地付き 縫い代の見えない作り方 18cmファスナー使用

設計

YouTube動画では18cmファスナーを使っていましたが、これを20cmファスナー用にしました。さらにファスナーの幅が26mmから30mmに変わったのと、ファスナーを綴じるためのタグを取付けることにしました。

左の画像をクリックするとPDFが別タブで開きます。

製作

ファスナーは20cmで、幅が30mmあります。Dカンはクローム・メッキで、ナスカンとは合いません。そのナスカンは紐の取付け部が丸くなっていて、幅が10mmしかありません。ちょっと使いにくいのですが、今回はこれで間に合わせます。本体とは別なので後から作り替えることもできます。

表布はこれを使います。

内布はインド綿にしました。しっかりとした厚みがあります。

持ち手、ファスナーの端用の布、Dカンを通す布もカットしました。

表布と内布に接着芯をアイロンで貼り付けました。元々暑い布地に接着芯を貼ったので、かなりしっかりとした強さになっています。

持ち手とファスナーの端とDカン用の布をアイロンで四つ折りにしました。

Dカンを取付けました。YouTube動画とは違って、Dカンの根本部分をしっかりと縫っています。

持ち手にナスカンを通して、

持ち手の端を開いて縫い代10mmの線を引きます。

そこを縫いました。

縫い代を開いて詰めアイロンをしておいて、

素のように四つ折りにしました。これで輪になりました。

一週ぐるっと縫い綴じました。

ファスナーの端を10mmずつ残してカットし、布を縫付けました。このファスナーの端処理は初めての体験です。

いよいよファスナーの取り付けです。ファスナーを表布に中表に合わせてクリップで固定しておいて、

一旦、しつけ縫いをします。

その上から内布を重ねて、縫い代5mmで縫い麻痺sた。

縫ったところから折りたたみます。この写真ではしつけ糸を抜いていませんでした(汗)

もう片方も同様にして、折りたたんだ部分を縫い代1mmで押さえ縫いをしました。

内側から観るとこんな感じでかなり荒く縫っています。かなりの厚みがあるので、手縫いではこれより細かく縫うのは困難でした。

ここにきて、裏表を意識していなかったことに気づき、表側にぐんまちゃんのタグを縫付けました。

Dカンなどはこの位置に取付けます。

矢印の部分は返し口にするので、縫いません。

返し口を残して、一週縫いました。

角をカットして、縫い代を開いて、表に返す準備をします。

表に返しました。

返し口が開いています。

これをいつものようにコまつり縫いで綴じました。

内布を中にしまい込みます。この段階ではかなりふっくらしています。

アイロンで整えました。、フリクション・ボールペンで描いた線も消えています。

完成

持ち手を取付けて、完成です。

じっさに手に取ってみると、持ち手が小さくてもう一回り大きい方がいいみたいです。ナスカンを変えるついでに、長さも変えようと思います。

裏側はこうなっています。

2021年8月1日 記

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