工作室 101 15並べゲーム盤
先日作ったハノイの塔は、その後何度も何度も繰り返し遊びましてパズル・ゲームの面白さにどっぷりと浸かってしまいました。
思い起こせばパズル・ゲームとの最初の出会いは50年ほど前の「15並べゲーム」でした。小学生の時に神社のお祭りの夜店で、定かではありませんが30円ぐらいで買って貰ったプラスティック製のものでした。大きさは10cm四方ぐらいだったと思います。学校にまで持って行って遊んだような記憶があります。
そこで今回は懐かしの15並べゲーム盤を作ってみることにしました。
設計
SketchUpで設計しますが、あまりにも簡単な構造なのであっという間にできました。
左の画像をクリックするとダウンロードできます。
SketchUp Viewerで任意の向きに回転させたり拡大縮小したりして観ることができます。
一応分解図も載せておきます。
製作
幅30mmの板を長さ30mmずつ16枚切り取ります。使うのは15枚なのですが、残り1枚は保管するときに駒が動かないようにする為のフィラーとして使います。
2mmのちょうどいい大きさの合板があったので、これを140mm四方に切って台座にします。
駒を固定する枠は厚さ3mm15mm幅の角材をこのように切って作りました。
台座の組立てをします。木工ボンドで接着するだけです。
この写真ではよく判りませんが、レモンオイルで塗装してみました。
駒に数字を書き入れるため、Photoshopでこのように反転文字を作り、これをインクジェットプリンタで印刷しました。
トナー式の印刷機を持っていないのでショッピングセンターまで出かけて5円でコピーして戻り、木の駒に転写試行で失敗。さらにコンビニで10円でコピーして来て転写してみましたが、どうしてもできませんでした。これまで何度か成功していたのとは違う材質の木材だったせいでしょう。ということで、この方式は断念です。15円の損失でした。
そこで、なんとも原始的ではありますが、マジックペンで手書きしました。こうしてみると、失敗を恐れるあまりかたくなっていたせいでしょうか、9の文字はとても変ですね。
完成
駒を台座に載せて完成です。
実行
またしばらくはこれで楽しめそうです。
2015年10月10日 記