工作室 138 木製パズル(13個目)

せっかく買った赤いロープを有効に使おうと、今回もそれを使った木製パズルを作ってみました。

製作

12mm厚の材料が少し残っていたので、これを使ってみます。

鉛筆で印をつけて・・・、

孔を空けました。

3mm合板の端材を使って輪っかを作ります。

外形25mm、内径16mmの輪っかが出来ました。

ロープの先端を止めるパーツを15mmの丸棒を使って25mmの長さに切り出しました。中心には4mmの孔を深さ20mmまで空けています。

これでパーツが揃いましたが・・・、どうもバランスがよくありません。そう、今回も設計をしないでいきなり切り出した結果です。

そこで、このメインボードを3mm合板で作り直しました。

小さい方の孔は12mm径、大きい方は44mm径です。

二つ並べると違いがよく分かります。

輪っかも作り直します。こちらは逆に厚みがあった方がバランスがいいので、6mmの板を直交させて合板を作る事にしました。

がっちり接着出来ました。

輪っかを切り出す線を描き入れます。

切り出したらこんなふうにできました。

外径が40mm、内径は18mmです。

メインボードの方は角を丸めてやさしい感じにしました。

全体にやすりがけをしてなめらかにし・・・、

レモンオイルで塗装しました。

ロープをこんな風に通して・・・、

先端に丸棒パーツで固定します。小さい方の孔はこれより小さいので抜けることはありません。これで完成です。

使い方

輪っかにロープをこのように通します。

その先端を反対側の孔に通して・・・、

ロープの端をくぐらせて・・・、

孔から引き抜くと、ロープが中を通ったかたちになります。

輪っかの中のロープを引くとこんな形になります。

さらにそのロープを引いて調整するとパズルの完成です。この操作の逆をおこなえば輪っかをはずせます。

2016年9月10日 記

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